Y版山姥日記

旧山姥日記

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

悪食じゃないモン

鮟 鱇 と、ある日 太っ腹の携帯電話が鳴りました。 こんな日のこんな時間にナニゴトだろうとは思ったのです。 「Sちゃんがサカナくれるって」と太っ腹は出て行きました。 鯛やヒラメの舞い踊りは聞いたことがありますし 云ってみれば 山奥の竜宮城のような山…

2月24日 午後5時3分 2月25日 午後1時52分 午後3時41分 午後4時22分 24日 一日中 山姥村は濃霧の中で もう嫌だ。お日さまが見えない・・・ と、いじけた子猫のように過ごす 25日 お昼過ぎに山姥村を覆っていた雲が空高く帰って行く 気温…

窓辺にて(反省編)

今年の早春は本当に心底反省している。 この年になって 心底反省するというのも馬鹿げたことだということも分かっている。 でも、反省した。 ただ、来年の今頃もまた反省していることだろう。 学習能力がないのだ。 窓辺から梅の花が見える。 梅の花が咲くと…

山姥村は雲の中

2月22日 午後2時4分 22日は それでも富士山は見えていた 曇天の雲の中に微かに見えるかさ雲を見ながら やっぱり雨かと悟った仙人のように云ってみたりもした 23日朝から濃霧の中の我が家ではあったが コレはどうも雲の中だぞと思ったのは ヨガから…

いい男

2月21日 午前11時26分 午後5時47分 春が近付いていることが分かる 窓辺で仕事をしていると 裏の梅がほぼ満開になっている カモシカが裏山と畑の境からこちらを見ていた ちょうど座敷童女2号が小次郎と豆蔵を連れ 山の入り口にさしかかっていたの…

雨後の富士

2月20日 午後5時19分 午後5時20分 午後5時26分 午後5時27分 午後5時28分 午後になってから夜来の雨は上がって 夕方の空の美しさは くたびれきったワタシの脳を解してくれるようだった 足元を見ると 枯れた草っ原に下萌の輝きを認め 命の循…

飛行機雲

2月19日 午後0時9分 花粉症の究極の直し方 杉や桧の木の下へ行って 木を揺すり 花粉を身体いっぱいにあびる と、太っ腹が突然言い出した 他の人が言ったなら信じただろう 18歳の時からずっと一緒にいるが ヤツの言葉の半分以上は信じてはいけないとい…

地震は怖い

2月18日 午後0時3分 午後4時54分 16日の夜中と17日の夜中に地震があった 東海地震が何時起こってもおかしくないと云われてから はや20数年が経ってはいるが ドキッとした 16日のは富士宮で震度3 17日(正確には18日)のは震度2 最大震…

寒い朝

2月16日 午前8時54分 2月17日 午前9時42分 ワタシより一世代上の人たちは ビートルズ世代でサユリストが多い と、思われる すこしでも寒いと 北~風吹き抜く 寒い朝も~~ と、ワタシでさえ鼻歌交じりになる 昨日から冬に戻り 寒い寒いと連呼し…

気温だけは爛漫の春

2月14日 午前11時45分 2月15日 午前11時38分 いつもの写真機が出張中なので手乗り写真機で撮る 写真機によってこんなに色が違うんだと改めて驚く そんなことより どうしちゃったのお天気! 14日のニュースでいつものお天気オネエサンが 「静…

暖かいけど黄砂が降ってクシャミの日

2月13日 午前11時48分 朝から霧が掛かっているのか靄なのか どこかで何かを大量に燃やしているのか 匂いはないから自然現象だろうと見当を付けたが 万年青空駐車の愛車を見て とうとう黄砂がやってきたことを確認した 何も 遠い遠い中国から海を渡っ…

風は北風

2月12日 午後0時46分 2月というのに暖かな日が続いていたので まだまだ冬だということを失念していた 春の花の咲くのを心待ちにし 山菜の味を思い浮かべては浮かれていた 窓辺からの裏山の眺めは 憎き花粉症の大元が見えているだけなのだけど その手…

墨の香

2月11日 午後4時42分 硯を洗った この香りはなんだろう とても懐かしい香りだ 筆を洗っていると 幻を見ているように 香りが思い出を探り出していく 毎年のお正月に母が着ていた着物の香りだ 青墨の香りか 亡くなった母の着物には香りがあって 毎年の正…

雲は流れる

2月10日 午前11時01分 午前11時06分 午前11時17分 午後0時37分 雲が流れる 川は流れるを歌ったのは仲宗根美樹だったと記憶するが それは時の流れのずっと上流の方なので定かではない 暖かな一日だった 流れる雲を眺めていると 過ぎ去った…

曇天

2月9日 午後1時8分 朝から厚い雲が山姥村を覆っていた すこし寒いか 曇っていると笑わなくなる 雨が降り続けると家族はワタシを遠巻きにする お天気にワタシのご機嫌が左右されるからだ 富士山が顔を出し 薄い陽光が差した時 しめたっ!と思ったのは束の…

月と青空と富士山。

2月7日 午後6時 2月8日 午前11時8分 白梅が咲き始め 心ウキウキと外へ出てみると 裏山の竹林がざわざわと風に揺られ すこし経ってから 我が家の竹林も風に揺られた 風は冷たい テレビを見ていた 灰色熊の 真っ青な空の下で二足で大地に立ち 両手を空…

タケノコ通信(?)

2月6日 午前11時27分 今日のやふーにゅーすに見慣れた町名を発見する 今年のお初のタケノコだそうだ 山姥村からも近くタケノコでちょっと有名 あそこのタケノコはアクが少なくて食べやすい 昨年の山姥日記を調べたら 4月15日にタケノコを食べたとあ…

行政にこき使われる日々

2月5日 午後4時59分 同じ頃 今朝の富士山は 優しくうっすらと静かにいた 午後から この小さな町の『ナントカ委員会』に呼ばれて 介護保険料のナンタラカンタラの会議に出席する 包み隠さず申し上げると 平成21年の1月1日から新聞をとるのを止めた …

立春

2月4日 午前9時38分 いよいよ春だ 暦の上だけのことであっても 嬉しい 山姥村のある静岡東部の小さな町の町役場で 『きらめき保健フェア』なるイベントが行われている 保健委員なのでそのお手伝いに行ってきた 身長体重血圧を測ってから 血管年齢と骨密…

朝の色

2月2日 午後0時44分 2月3日 午前7時1分 春の足音が微かに聞こえるような気がする そんな冬の日の出は 優しい色 朝靄の中に 山の人々の生活の音が混ざり 朝食の匂いも漂ってくる なんでもなく生活することの有り難さを 愛おしく 思う

ジビエ・Gibier・じびえ・

各地で梅が咲いたとの声が聞こえていても 山姥村はやっと蕾がふくらんだ程度であります。 猟期もそろそろ終わりに近付いてきました。 先日、隣のバアチャンから聞いた話ですが バアチャンのもう一つの畑にイノシシの罠が仕掛けてあったそうです。 その罠はあ…

冷たい風と一緒に如月はやってきた

2月1日 午前10時24分 同じ頃 中腹 同じ頃 山姥家のミヤマガマズミ(奥に見えるのは小富士) 山姥夫婦の期待通りに 2月1日の富士山のなんて美しい姿だろう 部屋の中から裏山を眺めていると 浅い春の陽光が眩しい これからの 部屋の中は暖かく 日差し…