Y版山姥日記

旧山姥日記

2月24日

午後5時3分
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2月25日

午後1時52分
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午後3時41分
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午後4時22分
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       24日
       一日中 山姥村は濃霧の中で
       もう嫌だ。お日さまが見えない・・・
       と、いじけた子猫のように過ごす


       25日
       お昼過ぎに山姥村を覆っていた雲が空高く帰って行く
       気温が上がる
       両手を掲げ 背伸びしてから辺りの香りに注意を払う
       部屋のヒヤシンスの香りが強くて よく分からない

       その頃
       太っ腹が山姥家で一番狭い部屋から嬉しそうに出てくる
       ヤツの手のひらの上にあったものを見ながらワタシは言った
       「洗ってあるんでしょうねっ!」
       今までのとは比べものにならないほど大きな石だった

       太っ腹が育てた石の話をすると ある酔っぱらいが言ったそうだ
       「富士山の水を飲む人たちには体内の石の大きさ比べをする連中がいる」と
       酔っぱらいに言われても 信用は出来ない
       この酔っぱらいも大言壮語に関しては太っ腹といい勝負だし