Y版山姥日記

旧山姥日記

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

雲を眺めた日

11月26日午後1時18分 同時刻 愛鷹山付近 同時刻 裏山の空 午後9時46分 玄関先上空 午前中 富士山の写真を撮っていると 太っ腹がニヤニヤしながら 私に言った。 「いい写真撮れたか」 私は その口角が少し上がり まだ何か言いたそうな夫の意図を察…

泣いた。

11月23日午後4時51分 11月24日午前11時21分 11月25日午前9時6分 24日夕方から太っ腹とデートした。 毎日ほとんど一緒に生活し、どちらも出かけることが少ないのに デートもないものだけれど 久方ぶりに映画でも行こうかと・・・ 予て…

ツワブキ ユキムシなど

ツワブキ もうそろそろ 花盛りも過ぎて 黄の色が褪せてきている。 色の少ない我が家の荒涼としてきた庭の 目を惹く唯一の花だったのに・・・ 裏の婆ちゃんの畑にあったキノコ 今月のボタニカルアートの課題がキノコなので コレを描こうかなとも思ったのだけ…

獅子柚子・フェイジョアそして千成瓜

先日の事・・・ って何時だよ疑問に思わずにいてください <(_ _)> 山姥村のMSちゃんちに太っ腹が行ったところから この話は始まります。 村の用事で(今年は太っ腹はこの部落の組長さんですので)MSちゃんと話があったのです。 村の用事なんていうものは…

霜降り

11月19日午後3時53分 11月21日午後4時21分 同時刻 愛鷹山付近 同時刻 山姥家上空 11月22日午前6時44分 同時刻 日の出 同時刻 ボサの際 霜降りって云えば お肉のことをすぐに思い出す山姥家ではありますが そうではなくって・・・ 夕べ…

赤丹に染まる

11月20日 午前6時15分 夜明け 午前6時16分 午前6時47分 夜明けの刻 丹色に染まる空がどことなく不安だ。 そう思うことも なにやら不安だ。 空の色は刻々と変化し やがて いつもの朝の色を取り戻す。 それでも 私の不安は吹っ切れない・・・ 実…

木枯らし前夜

11月17日午後2時40分 11月18日午後4時27分 明日は木枯らし1号がやって来ると言う。 冬の厳しさに 心構えが出来てはいないが 静かに 春を待とう。 今日 夕方の富士山はいろいろな色に変化し 気持ちが入らない私は 見続けることをやめた。 心の…

熊注意報

11月16日午前10時16分 昨日 熊が出たそうだ。 昨日出たところは 我が家から1km位山を降りたところで 「そうなんだぁ」とのんびりと構えていた。 そして 今日も熊が出たという。 町中の家々には同報無線の受信機が置かれているが 我が家の受信機は働…

綺羅綺羅

11月14日午前6時54分 暖かな太陽の光に山姥村が包まれて ふと思った。 晩秋の寂しい虫たちの歌声が聞こえなくなっている。 秋の騒々しい虫のおしゃべりを子守唄代わりにしていたのし 今はもう静寂に包まれた闇が山から降りてきている。 朝靄のボサの…

月兎

11月14日午前9時9分 午後2時50分 午後4時8分 午後4時49分 つい 今し方 つけっぱなしのテレビの方に目を遣ると 思わず息を呑むほどの「地球の出」が映し出されていた。 嗚呼 私の母なる大地だ。 傷つき 痛めつけられているけれど 私の星だ。 私…

静かな日

11月13日午後3時11分 玄関先から 午後4時33分 いつもの2階の物干し場 冬らしい青空だけれど 11月にしては 風が柔らかなような気がする。 夕方の富士山の くれない色の鮮やかさ 蒼から紫 そして漆黒の空に瞬く星 静かだ。

平穏無事ということ

11月12日11時23分 富士山の雪が眩い 山頂の雪は深いように思える。 季節は 人が何をやっていようとも ちゃんと廻ってくる。 この先の いろんな不安を感じてはいるけれど 今日のところは 平穏に過ぎた。 明日もまた 同じような一日がやってきて過ぎて…

ヒイラギ咲いた

ヒイラギの花 このヒイラギ、山姥村に移り住んだ時にはもう庭にあって 桜と同じくらいの年月が経っているかもしれません。 古い枝の葉っぱは もう丸くなっています。 人間と一緒かしらね。 年取れば角が取れて 丸くなる・・・なりたい・・・ 若々しい葉っぱ…

夕方の富士

11月11日午後5時13分 暖かな 穏やかな 一日だった。 玄関の少し先にあるヒイラギに 今年は たくさんの花が咲いた。 そういえば 氏神さんのお祭りのときに 境内の金木犀の花もたくさん咲いていたっけ。 小さな花が頑張って咲いている。 少し嬉しい。 …

無花果 林檎 キウイに胡瓜

先日 紅玉のジャムを作ったのですが 出来上がった後で 3個残っているのを発見しました。 けれど、どうしようもないのでそのままにしておりました。 昨日 パッチワークのお友達に 彼女の家のイチジクをいただきました。 今朝 太っ腹は「この二つでジャム作っ…

雲の向こうは晴れのよう

11月10日午後4時22分 雲の切れ間から 雨が降っていたので 外に出る事もなく 一日を過ごしていた。 太っ腹はまたぎっくり腰で 仕事にもテニスにも支障きたし すこぶるご機嫌が悪い。 明日は外食しようね あなたの誕生日なんだから そう言ってくれては…

冬告げの風が吹く

11月5日午前11時16分 11月6日午後12時51分 11月7日午後4時30分 11月8日午前10時36分 11月9日午前10時16分 西寄りの風が吹く 乾いた音を立て 残り少なくなっていた桜の葉が散っていく 隣のボサはまだ青々としているが イノ…

霧の向こうから冬はやってきた

小次郎の用足しに付き合う。 朝露が冷たい。 まだ朝日は昇っていなかった。 濃霧の中から 優しい光が溢れ出る。 立冬の朝だ。 昨年 達磨仕立ての菊を貰った。 今年の夏の暑さにも枯渇にも負けず 健気に咲いた。 冬がやってきた。 これから長い篭もりの季節に…

きのこ騒動

仕事場から太っ腹が飛んできて 「凄いぞ!」と やけに嬉しそうな顔をする。 こういう顔は要注意なのだけれど 「凄いぞ」と言われれば 行かずばなるまい。 で・・・ 仕事場の裏へ急ぐ。 仕事場の裏は足の踏み場もないほど散らかっていて 何年も私は入った事が…

土日で帰る

11月2日午後12時26分 11月3日午後4時ちょうど 11月4日午前11時25分 そのころの山頂付近 一泊二日で息子が帰ってきた。 母親への誕生日のプレゼントを持って。 アルバイトしてためたお金で買ったバイクを見せに。 父親の嬉しそうな顔は 息…

大須賀町へ・・・驚きの「おはたき」

去る10月28日 静岡県は大須賀町へ行ってまいりました。 ワタクシ、初めて大須賀町へ行ったのですが 吃驚仰天のことばかり・・・ まず町並み 何の変哲もない町に見えますが 流石に旧東海道 その昔は 十返舎一九もお大名も 黄門様もお通りになった所です。…

秋から冬へ

11月1日午前6時17分 同じ頃 愛鷹山付近 6時22分日の出 8時12分 9時42分 11時44分 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり そうお書きになったのは松尾芭蕉翁。 人の生き様は流れの中に身を任せているようだ と、思う。 どんな…

10月30・31日の富士山

10月30日午前7時21分 10月31日午後15時9分 11月になりました。 今年も残すところ あと2ヶ月。 毎年のことながら 11月の声を聞くと ぼやぼやしている間に年末がやってきて 大慌て必死の山姥一家です。 今秋お初の山茶花が咲きました。 猪…