Y版山姥日記

旧山姥日記

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

霧に閉ざされた6月におさらばだっ

6月28日午後12時2分 6月29日午後5時41分 6月30日午後7時22分 よくもまぁ こんなにも霧に閉ざされて時を過してきたことよ! そう感嘆符付で褒めてあげたいくらいの見事な梅雨だ 富士山が見えないとぼやいているどころではない 霧の美しさに…

霧にも雨にも飽き飽きだっ

もう飽き飽きなのです・・・ なにがって そりゃぁ もう 梅雨に飽き飽きです。 10日以上も霧の中にいると 頭の中にまで霧が発生し 何を見ても 何を読んでも な~~んにも面白くないのです。 それでもお陽さまの香りがかすかに漂ってくると 途端に嬉しくなる…

霧の中へ

6月27日午後0時27分 今朝は曇ってはいたが それでも日差しが微かに感じられ 少し乾いた風が吹いていた 人穴の牛飼い夫婦の家へ行く 山姥家よりずっと標高が高いその家に着く寸前 自分が何処にいるのか分からなくなった この程度なら大丈夫 ちょっとや…

夏近し

6月26日午後4時9分 川の向こうの山から棲家のある山を見る いつの間にか 夏の山の色に変わっている 霧に覆われたこの10日ほどの間に 山々の色は藍を重ねて黒々と輝いている 生命を謳歌する夏の到来を思う 夕方 カエルたちの声の中に螻蛄の声を聞いた …

晴れたと思ったのも束の間の出来事だった。あれは夢?

6月25日午前11時11分 同じく午前11時11分 いつもの鏡に向かって 「世界で一番綺麗なのはだあれ?」と聞いている時 東の方向からアヤシイ視線を感じた。 いつもの鏡は 「ご主人様 お許しください」と泣いていたが 東からの視線をやっぱり感じてい…

窓辺にて

昨日の雨は凄かったです 一夜明け ブログ散歩をしていたら 西のほうのあの方も・・・ 東のほうのあの方も・・・ 「晴れています」 と仰っておられます・・・ そんなぁ・・・・ 今朝は雨は上がっておりましたが 霧の中にすっぽりと包まれて まるで小雨が降っ…

霧に包まれて

6月21日午後3時57分 6月22日午後4時3分 6月26日午後2時23分 まるで夢の中にいるように 辺りは白濁しているような景色だ 裏山はかろうじて見える けれど 富士山が在るべきその場所は 鈍色の厚い雲と 銀色の雨の幕に阻まれている 鬱々と日を…

霧の匂い

6月18日午後0時28分 6月19日午後3時24分 6月20日午前9時31分 見事なくらいに梅雨空の日が続く 梅雨はこうでなくっちゃねと思いながらも だんだんと憂鬱になっている自分に気付く あぁあぁ ホントに我儘だなぁと思う そうは思うが 鈍く重く…

水芭蕉への憧憬を胸にしまいこんでいたこと 終章

恙無く 旅も最終段階に差し掛かってまいりました。 お土産です。 まずは八ヶ岳チーズケーキ工房というところで チーズをしこたま買い求めました。 ミモレット 小泉さんがお好きだったわねと私が言うと お店のおじさんが「森さんは嫌いだったやつです」と切り…

雨上がり 呼ばれて外に出てみた

雨が降らないなぁと昨日思ったのだけれど 今日はそぼ降る雨の朝だった。 人間はまったく身勝手な生き物だと 自分自身を振り返って思う。 雨が降らなきゃ「降らない」と文句を言い、雨降りの日には「晴れないかなぁ」と思う。 仕方がないねぇ そういうヒトな…

雨が降らない梅雨

6月16日午前8時49分 6月17日午前7時53分 桜の木の下には 黄色くなって散った葉が 落ちている 日差しも強くなく 裏山からの風は心地よく しんと物音のしない昼下がり 雨の降らない梅雨空は どこか物憂げな風情を漂わせ 緑のむせ返る夏を恋しくも…

父の日

6月15日午前10時8分 1月に亡くなったワタシの父の満89歳の誕生日だ そう思ったとたんに 悲しくて悲しくて悲しくて 亡くなったその日から 泣きはしたけど そんなに悲しくはなかった 自分自身 薄情な娘だなと思っていた ところが今日だ。 夕方 太っ腹…

色づくとウレシイ雨季の花々

大きな地震があって 一日中テレビにかじりついておりました。 東海地震や富士山の噴火説や 山姥家の横を通っている断層のことなどを考えます。 それでも、雨の季節のお楽しみはそれなりに・・・ 昨日植え替えた朝顔の苗 朝顔を毎年買ってきて楽しんでいた母…

なゐ

6月14日午前10時36分 同じ頃 地震の被害にあわれた皆様に 心より お見舞い申し上げます。 朝からのニュースを見ていても 他人事とは思えない 山が崩れているのを目の当たりにして 裏山を見上げた 裏山は何もなかったように さやさやと風に吹かれてい…

13日の金曜日は何事もなく

6月13日金曜日午前9時4分 同じ頃全景 風は吹いて 陽光もかなり強い 遠くの山は 夏山の顔をしている 裏山の竹林の秋も終わり 枯れた竹の葉が ざわざわと散ることも少なくなった 朝顔の苗をたくさん貰ったので プランターに植え替えて 紫陽花の開花状況を…

水芭蕉への憧憬を胸にしまいこんでいたこと その2

ええ・・・ 水芭蕉を目当ての旅だったんでございますよ。 ただただ 水芭蕉が見たくて参加したオバチャン団体旅行だったんでございます。 戸隠森林植物園の園内は静かでございました。 我らご一行様がいなければ 静寂に包まれた森林でございましたでしょう。 …

オノゾガイタイ

6月12日 午後2時13分 午後3時53分 午後5時1分 午前中は雨 夕方少し前から晴れ上がり そういえば 子供たちが小さな頃 オノゾガイタイとかチガガデチャッタ と、言っていたことを思い出す 子育ては卒業した 卒業して 子育ての楽しい思い出だけが残…

不思議な鳴き声が聞こえる

6月11日午前10時58分 曇天 雨が近い 最近 夜になると 不思議な鳴き声が聞こえてくる カジカかなとワタシが問うと カジカはこんな上まで来ないだろうと太っ腹は答える もう少し調べてみよう 検索の旅に出よう

ほ・ほ・ほたる来い

6月10日午前9時32分 同日 午後3時34分 晴天 本当の梅雨入り晴れの一日 洗濯物がよく乾く お楽しみに行っていて 風邪を引いたらしい ○○は風邪を引かないというから ○○ではなかったと 一人ほくそ笑むが 家族には言えない 日付が変わる頃 ほたるの群れ…

水芭蕉への憧憬を胸にしまいこんでいたこと その1

6月8日午前6時40分 村のバス停があったところに集合。 このバス停は 今はもうないけど 未だに「バス停のところね」が合言葉になっている山姥村であります。 出発は7時だけど 6時45分には全員が集まっていて 観光バスを待っています。 観光バスとい…

梅雨入晴

6月6日午前10時30分 同日 午後4時16分 6月7日午前11時3分 同じ頃 全景 風が吹いている。 晴れてはいるが 大気は重い。 たっぷりと水分補給した裏山からは 湿った風が吹いてくるからだ。 鳥も虫も 活発に働いている。 村の男衆の地下足袋姿も勇…

吼える犬

豆蔵テレビを見ています。 豆蔵笑っております。 豆蔵 野性の本能が少し垣間見えてまいりました。 夜になると・・・ 最近 このチビのマルチーズが 窓の外に向かって吼えるのです。 むかし 座敷童女1号も2号も そして 座敷童子も 同じように 「あそこにオジ…

カエルの歌

6月4日午前8時50分 6月5日午前9時26分 今朝 外に出てみると 静かだった。 耳を澄ますと カエルの声が聞こえてきた。 そのカエルの声に意識を集中してみた。 3種類の声が聞こえる。 アマガエルの声はわかるけれど 他の声は カエルではないのかなと…

シーボルト日本植物誌 (フロラ・ヤポニカ)

大場英章 監修・解説 ちくま学芸文庫 先日 東京都現代美術館に行った折に購入いたしました。 座敷童女2号が「ココの書籍は充実している」と言ったので 「ドレドレ?」と見てみたのですが・・・ 彼女の好みの美術書が充実しているのでした。 美術館なので当…

梅雨になんかに負けないぞ。お楽しみもあるんだから・・・

今年の梅雨の来訪のなんと早いこと・・・ 心構えが出来ていないじゃありませんかと恨めしく思うのであります。 紫陽花だって「もうちょっと待っててね」と言っているでしょうに・・・ まずは ショボイと言われるのを承知の上で イボタノキの花後 可愛いでし…

しとしと雨が降って山姥村は今日も霧

6月3日午前6時53分 同日 午後3時15分 やっぱり梅雨だ。 朝 雨の中に富士山がいた。 夕方になって また姿を現していた。 雨の隙間を縫って ツユクサを見に出かけた。 玄関から10歩足らずで 今年の一番花を見つけた。 チョットウレシイ。

入梅の日 山姥村はどうせ霧の中

6月1日午前7時55分 (富士川サービスエリアにて) 同日午前8時25分 (東名高速足柄よりちょっと西付近) 6月2日午後2時53分 6月1日 東京都現代美術館に用事があって朝早くに東名に乗る。 東京都現代美術館はどこにあるのか 未だに理解できて…

薔薇が咲いた 紫陽花咲いた・・・など

あっという間に去ってしまった5月に想いを寄せて また来年ねと声を掛けようと思っていたのだけれども あら・・・ 薔薇が咲いた 随分と前 ハーブ園にしたいと私が言った時の太っ腹の顔を 時々思い出してはエヘラエヘラと笑ってしまうのです。 「どうせ 草む…