Y版山姥日記

旧山姥日記

山姥桜

弥生の桜

4月3日 何十年も前、祖父が亡くなりました。 通夜の晩遅くに、久米明さんが弔問に来てくださいました。 それを思い出したのも何十年ぶりかで 桜にはやっぱり青空がよく似合います。 4月4日 この日も晴れて・・・ 4月5日花も多くはなってきましたが ま…

弥生三月開花ならずや

一年のご無沙汰であります 3月28日 まだ一輪も咲いておりませぬ 3月30日入相間近に咲き初めし・・・(31日朝撮影) まだこの花房の少しだけがほころんでいるだけ この樹と出会ってから、最も遅い開花となりまする 青い空に桜が咲き誇っている そんな…

さくら2016 其の二

今年はどうしたものか 雨の多い桜の季節になりましたね。 早々と散ってしまった染井吉野があるかと思えば やっと野に舞う花吹雪の我が家です。 4月1日 4月3日 4月4日満開 4月6日 桜にはやはり青空がよく似合います 4月9日 今日、 少し強い風が吹きました。 …

サクラ2016 其の一

開花 3月26日 夕方 我が家の桜が咲き始めたのを確認しました。 3月28日 あまり天気が良くない今年 いくらか咲いた桜の木の下に佇み 青空を想います。 3月29日 由比のサクラです。 この側に英君酒造という酒蔵があって 来月見学予定になっているので…

花おこしの雨

雨上がり疎水に流る花一片 3月23日 3月27日 3月29日 3月30日 其処此処の桜は満開に近くなりましたが 我が家の桜はまだまだ満開までにはなりません。 桜の花の上に昼の月 その横を飛行機が飛んでゆく そんな光景を 三歳児が指差して叫びます「ひ…

今年も・・・サクラサク

夕暮れて花は咲けども絹の雨 朝8時ちょっと過ぎ 明日にも静岡では開花宣言なるか と、昨日の全国版お天気オネエサンが言っていたけど 今朝は少し肌寒く まさか今日は咲かないわよね と、 高を括った。 けれども 期待は大きく、 気球のようにふくらんで それ…

爛漫の春の宵こそ逍遥を

3月27日の事 桜は咲いているかとツッカケひっかけて桜の木に向き合い まだ咲いてはいないが もう直ぐ開くつぼみのなんて可愛らしいことか。 3月28日の事 一輪咲けば、次から次へと咲き 満開になる日のことを思い ウキウキとするのです。 3月29日の事 カ…

桜咲け光り輝く日となれば

またまた一年のご無沙汰で 我が家の山姥桜の様子を夫・太っ腹もワタクシも 毎朝確認せずには居られない陽気となってまいりました。 昨年はつぼみの数が少なく 一説にはウソ(鳥)つぼみが食べられてしまって花が少なかったと 今でも実しやかに村中を駆け巡っ…

嵐のあとさき

春の嵐で我が家の染井吉野は見事に散りました。 そのあとさき 4月4日 4月8日 御衣黄 一才桜(旭山) 染井吉野や山桜とまた趣が違って 優しい桜なんだわ と、思いましたです。 そして 狩宿の下馬桜へ 狩宿の桜祭りは今週末だとか。 昨年はとうとう見ること…

さくらさくら弥生の空は・・・曇天・・・

我が家の 染井吉野の満開は未だならず 御衣黄が咲き始め 一才桜はまだ莟。 青空に桜花懐かしき故郷よ 咲き初めの初々しくて花の触れ 莟ほのかに紅く盆に咲くか 一才桜(旭山)という桜を婿に貰った。 来年に備え、もう少し大きな鉢に移そうか。 花を見終わっ…

春十六夜雲居に咲耶里の山

青空に染井吉野の極薄の紅の色。 中にはもう蕊が赤く染まった花もある。 莟ふくらむ仔もいれば 漸う咲き始めた仔もいる中で 紅に染まった蕊の妖艶さに心を揺さぶられたりもする。 夜に入り 夫がワタシに月にかかる雲の美しさを教えてくれた。 春十六夜雲居に…

桜咲く曇り空さえ恥じらいて

昨年の4月10日以来、ご無沙汰しておりますこの山姥桜。 一昨年はあの大地震に大津波で心が萎えておりました。 それでも桜は咲いて、感動したことを覚えております。 昨年は初孫誕生に浮かれ、またお世話に力尽き 桜を眺めるどころではありませんでした。 …

風が吹く花玉揺れる春や春

4月7日 風が吹く花玉揺れる春や春 4月8日 行く雲も花を見染めて振り返り 4月9日 見つめ合う心憂くこと花に告げ 4月10日 まだ咲かぬ蕾は頬を赤らめて 大きな枝から 今年小さな枝が何本か生まれ出て 蕾を持ち もうすぐ咲こうとしています。 何年か前…

竹揺らす風は桜に話しかけ

4月5日 御衣黄の花芽は小さくて硬くて 咲くのはまだまだ先のように思われます。 我が家のソメイヨシノの満開ももう少し先の事でしょう。 蒼穹と桜花互いに微笑みぬ

通り行く風は桜を促して

昨年は3月31日 一昨年は3月21日 今年は4月2日。ワタシたちの37回目の結婚記念日(たぶん)だ。 結婚記念日のプレゼントなどないが桜は咲いた。 午前8時9分ごろ 午後4時7分ごろ 桜の花粉にはエフェドリンという物質が含まれていて このエフェド…

頬染める 乙女と桜 在るが侭

寒い寒いといいながら 静岡は高知に続いて桜開花宣言いたしました。 が、 我が家の桜は咲くまでにまだ時間が必要のようです。 今年も桜の季節になりますね。 もう少しの辛抱でございますよ。

山の道さくらしべ降る夕暮れよ

4月17日 山姥の桜の下に道祖神? 4月19日 裏山へ続く道には桜樹影 4月20日 青空にコンチキショウと桜吠え 4月22日 山の道さくらしべ降る夕暮れよ 端っこで咲く御衣黄の恥じらいよ 山姥村のほとんどの桜はもう散ってしまいました。 若葉の力強さ…

彼の地にもサクラ咲いたと聞きし夜

4月6日 4月9日 4月12日 4月13日 彼の地にもサクラ咲いたと聞きし夜 ニュースで仙台や福島で桜が開花したと聞きました。 大震災からニッポン中が心を痛め 何だか血圧が低くなってしまったような悪寒がしたり ふわふわと気持ちが落ち着かない日を過…

間に合った 咲いた桜は 独り言

3月31日開花 昨年より10日ほど開花は遅れた。 今年は思いの外、寒い春なのだろう。 3月31日に開花だなんて 頑張ったわねと我が家の桜の樹を褒めた。 やっと春ね。

山姥桜2011

3月23日 悲しくも 桜の時に なる不思議

3月21日 開花

昨日20日の雲間の富士山と桜のつぼみ そろそろ咲くかな でもまだ寒いからと思っていたけれど 3月21日お昼頃 嵐来て 桜一輪咲き給ふ

爛漫の春に桜に想い馳せ

何を今更 と、思し召しでしょうけれど ワタシの想いに暫しお付き合い頂きたく・・・ 6月中旬から、桜は黄葉を始めました。 今年は早いなと感じておりました。 4月9日 晴天に一陣の風桜散り初む 4月12日 妖艶な少女に紛う朱きシベ 4月14日 雨に濡れ…

花散らす春風もまた切なくて

霞たなびく春のある日 山姥村のある地区を山の上から見下ろすと 桜が其処此処で満開となり 集落全体が桜色のようだった 4月4日 4月5日 4月6日 4月8日 サクラを思う 早春の サクラの花を思う自分を振り返る あの心のざわつきを思う 一輪咲いたと浮き…

春雷を遠くに聴きて俯くか・・・など

4月に入り 今日、やっと暖かくなったと思ったのも束の間 夕暮れからは まだ寒い山姥桜・山姥村 4月1日 春雷を遠くに聴きて俯くか 4月2日 雨去りて花瑞々し山瑞々し 4月3日 春らしく暖かな日よ山の陽よ 麗らかな日を夢見ながら 春の宵を漫然と過ごす …

風友に雲愛おしく桜人

寒い三月の終わり 毎年こうだったのか 記憶が曖昧で 嫌になってしまう 桜の樹の下に佇み この山里の風景を改めて眺めていると ウグイスが啼く やっと上手に啼けるようになった カラスも啼く ウグイスをからかうかのようだ 翌日 サクラの花の香りを思い出そう…

寒冷と桜の前線せめぎ合い

寒い日が続く 春の彼岸も過ぎたのに どうしたことだろう それでも 日一日と咲くサクラの数は増えていく 健気であると思う今日この頃 高い枝に咲くサクラを見上げる 風は冷たいが 辺りの様子は春めいて 空もまた 春の空 青い空に心を開き 華やかに咲く 手の届…

晴れやかな乙女らに釣られサクラ咲く

夜来の雨はお昼前には止み その後 西からの風で雲の動きも速い 夕方 お隣のお嬢ちゃん二人の晴着を見て 山姥桜も威儀を正し 開花 昨年の開花は3月24日なので 4日早い開花となった。 今年はひっそりと山姥まじょまじょだけに見つけられたのではなく 卒業…

蕾色づき紋白紋黄もご挨拶

麗らかな春の日 窓辺に座って裏山を見ていると 蝶がひらひらと あちらからこちらへ こちらからあちらへ サクラの花がワタシの心をざわつかせる 早く咲いて欲しいと思う一方 咲いてしまうと散っていくのが悲しいから もう少しゆっくりでいいと思う気持ち この…

気が付くとぷっくり微笑むサクラの子

早咲きの河津桜も散ってしまったと聞いた 山姥村のサクラたちは咲き始めている お隣の鉢植えのサクランボの花は元気に満開で 今年はお裾分けが来るかなと密かに期待する こんなに寒暖の差があると 頑健なまじょまじょも体調を崩し それでも医者に行くことを…

サクラ2009(山姥桜)

曇天に赤い花芽も愛らしく 3月1日 サクラの木に絡まる蔦の緑は青々とし ワタシの心に灯明をともす 満開の桜の花を思い浮かべて この鬱々とした空模様もまた 青い空へと続いていることを再確認する 今年もまたワタクシのサクラ狂乱にお付き合いくださいます…