Y版山姥日記

旧山姥日記

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

未来が見えるか

今朝、太っ腹がカメラを貸してくれと言い出しました。 ワタシのカメラではあるけれど 所有権を振りかざした覚えはありません。 「カメラ、借りてもいい?」なんて言わなくてもいいのに。 水臭いわねぇ・・・ で、 太っ腹の撮った富士山の画像をもらいました…

さようならねばならぬなら・・・10月に別れを言う

10月30日 午前7時57分 10月31日 午前10時ちょうど 午後4時4分 「さようなら」の語源を高校生の時 現国の先生に説明を受けた それは以下のような事だった(遠い日の記憶なのでうろ覚えだけど) 武士の時代、 離婚を言い渡された武士の妻は 「…

山茶花咲いた・・・など

先日、久しぶりに半径50m生活のお楽しみ・・・ そこらへんを歩きましたところ 山茶花咲いた 山姥家の生垣は山茶花なのです。 最初にこの生垣が出来た時 もちろん歌いました。 さざんか~~の~~やぁ~どぉぉぉ♪ と サザンカサザンカ咲いた道~~~♪ 所々…

雲は流れて

10月29日 午前8時31分 午前10時47分 午前10時56分 何年振りだろうか 思い出せないくらいの時が流れている その位 長いことこうした事はなかった 床に寝そべって窓の外の空を見上げていた 裏山のヒノキは背が高くなっている 竹林はその勢力を…

どこまでも青いと思う

10月28日 午前7時21分 午前11時9分 音を立てて 冬が近づいてくるようだ 草っ原にはイノシシの通り道がくっきりとしていて 隣のバアチャンの繰言は延々と続いた 早稲のサトイモはヌメヌメしているので イノシシは避けて通るけれど ヤツガシラは全部…

風が吹いてカサカサと

10月26日 午前7時21分 10月27日 午前9時24分 10月26日 曇っていた 東名で横浜へと急ぐ 姑の壷が舅の壷の横に並ぶ 10月27日 青空が広がる 一昨日までの雨では冠雪はなかったのに 昨日の雨でうっすらと雪化粧した富士山を眺め 野の花た…

曇天

10月25日 午後5時11分 雨の日よりも 鬱陶しい気がしてならない それでも 明日は青い空が広がるのだろうか そう期待もさせる鈍い色の空を 憂鬱の虫を追い払うように 眺めていた

雨は続く

10月24日 午後0時54分 昨日からの雨は降り止まず 日中は強く降る 昼過ぎ 出かける前に富士山を観察する 当然 富士山は雲の中に隠れてしまっていた 二階の座敷童子の部屋から下を見ると 駐車場から上がってくる石段脇の ツワブキの花が ひときわ目立ち…

三嶋暦

10月22日 午後4時56分 10月23日 午前9時31分 午前11時36分 雨が降っている 夜の山姥村は虫の声も聞こえない 霜降 今日から立冬までの間に吹く北風を木枯らしと言うそうだ 三嶋暦には 旧暦九月二十五日ひのえさる先負稲刈り始まる と、ある…

チロルチョコ騒動

太っ腹と買い物に出かけたりすると 必ず何かが起こるので ワタシは一応身構えてはいるのですが 今日は 油断した隙にチロルチョコを一箱手に取っていました。 ただ 困ったことに 太っ腹はチロルチョコを買ったという意識がマッタクなかったらしく・・・ この…

八雲立つ

10月21日 午前7時48分 午前10時4分 起き抜けに富士山を見た時は 裾まで朝日に輝いていた その後 富士山だけが雲に覆われていた 『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を』 素盞嗚尊(スサノオノミコト)が詠んだ 本邦初の短歌だそ…

秋の日和

10月20日 午前9時7分 午前10時38分 (玄関前にて) 天は高く 雲は飛天の如く 風はワタシの横を通り過ぎていく

思えば遠くへきたもんだ

10月19日 午前11時34分 午後5時ごろ 29年前 生まれて3ヶ月に満たない座敷童女1号を抱き ワタシタチ夫婦は山姥村へとやって来た なんて寂しい風景だろうと思った それがどうだ 今では当たり前の景色となり 子供達にとっては故郷そのものの風景だ…

祭りの夜

10月18日 午前9時37分 山姥村の祭りの日 毎年そうしてきたように 山姥村の新米でおむすびを作り氏神さんへ届ける 男衆のお昼ご飯の足しになるように 夕方 太っ腹と買い物へ行った帰り 氏神さんの見えるところを通る 運転席から「何やってる?」と太っ…

うひゃ・・・

10月17日 午前8時50分 ベーコンを作ろうと思った 太っ腹に頼んで肉を買ってきてもらった 検索の旅に出た 書かれていた通りに 13%の食塩水を作り ちょっぴり舐めてみた うひゃ・・・ 舌の真ん中ヘンが痛い 口がひん曲がりそうだ 海水の4倍以上塩辛…

そりゃぁまぁふうんだったね

10月16日 午前9時 午後4時58分 夜、台所の流しの前を少し拭く いつもはやらない行動なのだけど 自分でも 今日は何でこんなことやってるのかなぁ と思いながら ガスコンロも拭いてみたりした 電子レンジの扉を拭いていたら 大きなステンレスのバット…

雪化粧

10月15日 午前7時53分 午前10時11分 一夜明け 雨は上がり 雪化粧

祭り近し

10月14日 午前9時43分 お昼前から雨になった 秋の雨は 心寂しく 物悲しい と・・・ 感傷に浸っていられない事情がある 氏神さんのお祭りだ 今日から 女衆の相談が始まる 相談といったって 毎年同じことだから 確認作業なのだけど 亭主どもの悪口を言…

冬支度をはじめましょ

10月13日 午前11時18分頃 昨日の朝 あんまり寒くって どうしようとオロオロした エアコンのスイッチを暖房にしてONにしたいが 家人の目は 冷たかった そうこうする内に 気温も上がり 私は動けるようになった しかしだ 明日の朝 また寒かったらどう…

太っ腹の初体験

10月12日 午前11時26分頃 朝方は寒かったけれど 日中はよく晴れて 山姥村の共同田圃作業日和となった 午後から太っ腹は農作業へと赴く 昨年は 素人は料理係と言われていたので てっきり おつまみ作りに励んでいると思っていた が・・・ ベロンベロン…

煮物・・・まじょまじょ大忙し

実りの晩秋。ワタクシ 日夜ジャム作りに忙しくって・・・ 今年は フェイジョアの実の生り具合がかんばしくなく 仕方がないわと嘆いておりますが 新米は美味しいです。 無花果の赤ワイン煮にも飽きてきて ある日 買い物にお町に出ますと生協で 「わけあり リ…

教えてくれれば さぁ・・・

10月11日 午後0時13分 午後0時14分 午後5時22分 つい今し方 この記事を書いているワタシの横で 太っ腹はアーモンドケーキの袋を破りながら言った 朝の富士山 撮ったぁ 雪積もってたねぇ 何時ごろよっ うーん・・・ 8時頃かなぁ 教えてくれれば…

秋深し

10月10日 午前9時12分 午前10時17分 朝霧高原近くの酪農地帯は 山姥村よりも秋の気配が濃く 一面の芒の向こうに かさ雲の掛かった富士山が見えていた (上の富士山は いつもの通り山姥村からの富士山です) 公孫樹も黄葉を始めていたし フジザク…

夜は更けて

10月9日 午前8時6分 空が美しい朝だった 清々しい朝だった こんな日は 何をしてよいのか 分からなくなる けれども いつもと変わらぬ 一日が過ぎていった いつもと変わらぬことに 不平があるのではない ただ いつもと違う何かがあると楽しそうだと思うだ…

星に願いを

10月8日 午前8時54分 午後9時過ぎ 雲が出てはいるけれど 星の瞬きが美しい 西の山に月が隠れるところなのか 山に掛かる雲が乳白色に輝いていた 山姥家の子供達が帰省すると 富士山を見たときに「家に帰ってきたな」と思うらしい 夜空の星を見た時 「…

あらぁ・・・

10月7日 午前7時21分 午前9時44分 午前11時36分 天辺の白さを期待していたけれど 見事に裏切られた。 気温はそんなに低くなかったのだから 当然といえば当然のこと。 そうよね・・・ まだ10月だもの。 金木犀の香りが山に漂っている。 ボサの…

雨は上がっていた

10月5日 午前9時24分 10月6日 午後2時23分 雨の後の草っ原は 雫が輝いていて美しい 曇天の中でも輝いている ススキの穂は 心なしか俯き加減で風情がある 雲の中にいる富士山の 明日の姿を思い浮かべると 心が弾む 山頂は真っ白だろうか

野を行けば・・・コミカンソウなど

昨夜の雨は 朝には止んでいて 虫達の声も高く響き 山姥村の秋の気配は濃くなってきました。 コミカンソウの実 真っ赤に熟し 美味しそうです。 ちょっと調べたら 帰化植物だそうです。 「史前帰化植物」ということでとても古い時代に日本にやってきたとか。 …

移ろいて葉の散る音色秋深し

時は過ぎ 我が世の春を誇っていたサクラの花の狂気から いち早く衣を脱ぎ捨ててしまいたいのか 葉を落とし 心を鎮めるように 葉を散らし続ける 裏山の入り口へと続く道の 落ち葉を踏むと カサカサと微かに冬の音 それでも 必ず来る春への備えは怠っていない …

切なくて・・・

10月4日 午前9時12分 午後5時22分 夕暮れが哀しく思える瞬間 切なくて切なくて その切なさは 何に由来するものではなく 夕暮れの色の切なさ 空の大きさも この気持ちを和らげる助けにはならない 冷たい風が裏山から吹いてくる 祭りの相談が始まった…