山茶花咲いた・・・など
先日、久しぶりに半径50m生活のお楽しみ・・・
そこらへんを歩きましたところ
そこらへんを歩きましたところ
山姥家の生垣は山茶花なのです。
最初にこの生垣が出来た時
もちろん歌いました。
さざんか~~の~~やぁ~どぉぉぉ♪
と
所々に白い花もあったはずですが
いつの間にかこの色だけになってしまいました。
愛知県瀬戸市に住んでいたときに太っ腹は長い風邪を引きました。
修行中の若者は出世払いでいいと言う奇特なお医者様に掛かりました。
「君の風邪は長いなぁ」と 首をかしげながら
注射を打ったり お薬も大盤振る舞いしてくれました。
が・・・
今考えると 花粉症です。
その当時 花粉症などと言う言葉もなく
風邪だと信じて疑わなかったお医者様に感謝を・・・
で、その頃の瀬戸市にはこの花が咲いておりました。
あれから30年以上の時を経て
山姥家の庭にやってきたこの花の長い旅路に思いを馳せました。
カナムグラ女史(だと思うんですけど)
この前の野を行けば・・・コミカンソウなどでキタテハが乗っている葉っぱ
それが「カナムグラ」だと教えてくださったのは野良師匠ですが
山姥村のそこココにわんさとあって
でも名前は知らなかったんであります。
カナムグラの繁茂している場所は危険地帯です。マムシの・・・
道端に飛び出しているのを恐る恐る撮りましたです。
どこぞのHPで
「ジャパニーズホップ」と別名があると書いてあったのですが
そこのHPに行き着けなくなってしまいました。
なので、真偽の程はわかりかねます。
女史としましたのは 雌花ゆえ。
大好きなゲンノショウコの花も終わりに近づき
花も小さくなってしまいましたが 健気さに心打たれます。
また、この種をつけたさま(下の写真)の
ペーソス溢れる可愛らしさに心を奪われている今日この頃。
ズンッチャっチャ ズンチャッチャと
「田ごとの月」が聞こえてくるサーカス小屋の
ピエロの髭の様なその姿。カワイイ。
ピエロの髭の様なその姿。カワイイ。
花の盛りは過ぎつつあります。
石垣を積んだ職人さんたちが植えていってくれました。
10数年経ちますが、毎年咲いてくれて元気付けてくれます。
黄色の花は数々あれど
この花の 少し赤味がかった暖かな色を眺めるとき
本当は黄色の花は好きではないのに
秋が深まる寂しさを和らげてくれそうな気がして
ついつい長話をしてしまいます ツワブキと。
現在はまだ声に出して話し込んだりはしませんが
声を出して話し始める時が来るでしょう。ちょっと不安です。
チャの花
ある教室で(カルチャーオバサンのお集まりですが)
お茶農家のかつての若妻が話しておられました。
『チャの花の時期は姑が起きる前に起きて慌てて茶畑に走る』と。
そのわけを聞きますと
『花を全部摘み取らなければならないから』
チャの花を咲かせてはいけないそうです。美味しい茶葉の為に。
お姑さんは嫁が花をちゃんと摘んだか確かめて
ひとつでも花が残っているといびられたそうです。
茶所の茶畑は本当に広くて その苦労に胸が痛みました。
新茶の時期からは お布団でなる間もないほど忙しかったそうです。
今度から静岡茶を飲むときは心して飲もうと思います。
ヒイラギの花
小さな小さな花です。
モッコクとこのヒイラギが駐車場からの石段の両脇にありますが
どちらも大きくなりすぎて
石段は日も射さぬ危ない場所になってしまいましたので
太っ腹はばっさりと枝を落としていました。
モッコクの枝打ちは手早く出来ますが
ヒイラギの方はオッカナビックリで
葉っぱに触らぬように慎重に伐っておりました。
昨年は枝が頭に落ちてきて哀しいことになってしまったので・・・
隣のバアチャンの畑と山道を隔てた草っ原に咲いています。
バアチャンの畑を見ると同じものが植えられています。
バアチャンはノビルが大好物なので
とうとう畑に移植したのかと思いましたが
ラッキョウを漬けるのかなぁ・・・
検索の旅に出てみますと
ヤマラッキョウの花はもっとタワワに咲いていて
コレはナンだろうと考え込んでおります。
秋の日の落日は
夏の日のそれとは違い
山姥村は真っ暗になってしまいます。
昨夜、富士山を見ますと
シルエットで浮かび上がる富士山の五合目に灯かりが点っていました。
富士山の上には星が煌めき
夜は静かに更けていきました。
もう虫の声も全く聞こえなくなり・・・