Y版山姥日記

旧山姥日記

2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨を置き去りにして7月は去り

7月30日 午後4時57分 7月31日 午後4時59分 30日も31日も 朝は確かに晴れていて 洗濯物は久しぶりに お日さまの香り 風の匂い 気圧の急激な変化に 首と肩と頭が悲鳴を上げる 梅雨明けはせずに 7月は 申し訳なさそうに去っていった いいのよ…

ミョウガショウガスイカ

ある大雨の日 夫・太っ腹は大きくなってしまった四季咲きアカシアの枝を切りに 娘・座敷童女2号は茗荷畑へ それぞれ長靴を履いて 勇んで玄関から出て行きました。 太っ腹はあっという間に枝を伐り終えましたが その後、2tトラックが入ってこられない事態…

夏が恋しい

7月25日 午後3時50分 7月26日 午後10時54分 午後4時15分 (虹が出た) 7月27日 午前9時5分 7月28日 午後2時56分 7月29日 午後6時30分 生まれてこの方 晴れていた事など無かった そう思えるような雨続きの今日この頃 西では…

姑への道

長い長い間 戦い抜いた 嫁姑問題に区切りが付いたのは昨年9月 ところがどうだ 今度はワタシが姑になるときたもんだ 複雑な心境だが これも世の趨勢と同じように 流れに身を委ねねばならぬのだろう こうなりゃ 姑道を極めるぞっ

町立図書館・覚え書きその弐

今朝 目が醒めると青空が見えているので 慌ててタオルケットを洗濯し パジャマも洗濯し、 いろんなものを洗おう! 戦闘開始じゃ! アタシャ今日は洗濯ババァだ!! と、 1時間経過 うそっ!!! 曇った。 どーすんのよ この大量の洗濯物・・・ 先々週の日曜…

気の迷い

鬱々と霧の中におりますと ちょっとした気の迷いが生じますです。 気の迷いその壱 断熱煉瓦百丁 太っ腹がネットで探してくれました。 何あろう、未だ納得のいかない石窯の煉瓦でございます。 納得がいかないのは 太っ腹でも甥のはげたか(仮名)でもありませ…

雨・あめ・アメ・・・

7月21日 午後5時49分 こんなに濃い霧に包まれて 全くイヤになってしまうとぼやき続けた。 7月22日 午前11時34分 どんよりと厚い雲が山姥村を覆い 日食を見る事は出来ないと悟る。 日食の頃の山姥村は 鳥も啼かず蛙も啼かず虫の声もせず 静寂に…

玄関まわりの仔たち

座敷童女2号は20代半ばではありますが 今日の皆既日食を子供のようにワクワクしながら待っておりました。 しかし 今朝の山姥村はどんよりとした曇りで 霧の中に埋もれています。 ネットでワタシは日食を見ようとしておりましたら 彼女はテレビにかじりつ…

虹の立つとき そして 夏休みか

7月19日 午後5時30分 午後6時42分 曇ったり 晴れたりで、どうしてよいのか 洗濯物を干すのに かなり悩みこみ こんな事で一日が終わってしまうのは勿体ないから 家の中に干した。正解だった。 夕方少し前から雨は降った。 夕食の支度をしていると辺…

ヒグラシの声を聞く

7月16日 朝 目の覚めるような青空が広がっていて この青空は天からのお恵みと 有り難く思う。 暑いのは嫌いだが 乾いた風が嬉しくてしようがない。 ニィニィゼミの声がする。 そして 夕暮れ時にヒグラシの声も聞く。 夏だね。 7月17日 午前7時57分 …

続・夏へ・・・今日の富士山

朝から視線を感じていたと言っては穿ちすぎか。 あちらさまはワタシのことなどご存じないのだからなぁ。 それにしても 暑い。 暑いと言っては文句を垂れ、寒いと言っては拗ねていては 真実、紛う方なく大我儘モンだが ぐたぐた言ってないで 今日の富士山を・…

夏へ

7月12日 午前10時48分 富士山は出ているが じっとりと風が肌にへばり付くようだ。 いつになったら 夏の太陽は出てくるのだろうと 夏の嫌いなワタシでさえ思う日々・・・ 7月13日 午後0時15分 大気の様子が少し違うように感じられる。 気のせい…

爛漫の春に桜に想い馳せ

何を今更 と、思し召しでしょうけれど ワタシの想いに暫しお付き合い頂きたく・・・ 6月中旬から、桜は黄葉を始めました。 今年は早いなと感じておりました。 4月9日 晴天に一陣の風桜散り初む 4月12日 妖艶な少女に紛う朱きシベ 4月14日 雨に濡れ…

町立図書館・覚え書きその壱

6月28日借 その日 雨の中を町立の公民館へと向かう 一年遅れで「西の魔女が死んだ」を見る為に。 全席自由席なので早めに行ったが 間が持てぬ。 仕方がないからホールの一階にある図書室へと行った。 本は買う物、たとえ古本屋でも買う物 山姥家に代々伝…

さみしいね

7月10日 午後0時27分 午後0時53分 午後5時54分 久しぶりに富士山を見た気がする 雲が行き交う 白南風かと思う もうすぐ梅雨が明けるね そういうワタシに 亭主殿は即答した 「東風だぞ」 梅雨が明けるのはもう少し先か 7月11日 午前9時50分…

啼かぬ蝉

7月9日 午後5時02分 その頃の裏山 久しぶりの青空のような気がしないでもないが 一昨日も青空は少し見えていたようにも思う 物忘れが酷くなってきたが まぁいいか・・・ それでも 富士山は姿を現すことはなかった いつもの窓辺に座っていると ふと目に…

ぐたぐたと考える

7月6日 午後6時56分 相変わらず富士山は霧の向う 山姥村は霧に閉ざされたまま 7月7日 午前7時35分 織女星と牽牛星は 天の川のあっちとこっちで 見つめ合い 想い合い 相思相愛で などと 見えない天の川を見つめながら思い巡らす 梅雨が明ければ 天…

鳶のショウちゃん

ほぼ週に一度 我が家にやってくる甥夫婦が 手拭いを一本出して言った 「○○さんから●ーコちゃんに渡してくれって」 (注:●ーコちゃん=まじょまじょ) ○○さんとはショウちゃんのことだ ショウちゃんはワタシより2才年長で次男だ。 ショウちゃんちのおじさん…

月影

7月4日 午前8時55分 久しぶりに富士山を仰ぎ見る 夕方は綺麗かなと思う間もなく 雲の中へと隠れてしまった 7月5日 午後6時35分 富士山は一日中 雲の中から出ては来なかった 夜になり 月との邂逅を果たす なんて優しい光だろう 雨に振り込められ 霧…

LOVE LETTER 第三章

生きとし生けるもの全ては 生まれた瞬間から死への道を歩むのは 自然の摂理というもの。 その道程が千年も続くものもいれば 瞬き一つ分の時しかないものもいるのは やるせない。 ましてや そのヒトの思いとは裏腹に 息の根を止めてしまうこともあるのだ。 ワ…

カラスが帰ってきた日

7月1日 午後6時15分 雨が降り続ける 鬱陶しい天気はいつまで続くのか 7月2日 午前8時15分 昼少し前 雨は上がりそうな気配を見せる 霧は山の斜面を十二単のお引きずりのように 静かに嫋やかに天へと登ってゆく 重い大気をかき分けて 霧が登って行く…