ぐたぐたと考える
相変わらず富士山は霧の向う
山姥村は霧に閉ざされたまま
天の川のあっちとこっちで
見つめ合い 想い合い 相思相愛で
などと 見えない天の川を見つめながら思い巡らす
梅雨が明ければ 天の川も見えるようになるだろう
朝 パソコンのスイッチを入れて
勝野洋さんのお嬢さんが亡くなったことを知る
なんて可哀想なんだろうと心が痛い
勝野さんとキャシーさんはテレビの向うの人だけど
ウチの家族構成と同じだし 子供の年齢もほぼ同じで
そんなお宅は日本中にごまんとあるだろうが
我が身に置き換えてしまうところはミーハー主婦の特権だ
それに 毎年一月のキルトショーで
幸せそうなキャシーさん一家を遠目で見ていたし
と、一日中ぐたぐたと考えていた
梅雨はまだ続いている