Y版山姥日記

旧山姥日記

玄関まわりの仔たち

座敷童女2号は20代半ばではありますが
今日の皆既日食を子供のようにワクワクしながら待っておりました。
しかし 今朝の山姥村はどんよりとした曇りで 霧の中に埋もれています。

ネットでワタシは日食を見ようとしておりましたら
彼女はテレビにかじりつき NHKさま(彼女は今日はそう呼ぶでしょう)のお陰で
やっとリアルタイムで皆既日食を見る事が出来ました。

静岡では最大の部分日食が午前11時10分頃だったとか・・・
ちょうどその頃の山姥家の玄関まわりの仔たちです。



       パトリオットと言う仔らしいです。

       ダレダ!! ハナガサクマエニ ハナビラヲチギッチャッタヤツハ・・・

       今年は咲かないかと思っておりましたら
       なんとまぁ 咲いちゃって チョーウレシイー

       恥ずかしながら
       山にあるヤブミョウガを 長い間ギボウシだと思っていました。
       これでもう、ギボウシヤブミョウガを間違えることはなくなったのです。(たぶん)



       ご近所のAちゃんに小さな苗を貰って 適当に植木鉢にさしておきました。
       いろいろな種類の葉っぱの物をくれたので 鉢の中は賑やかです。

       花芽さえ摘んでおけば 冬になるまで玄関前の諸々を隠してくれます。

       この仔の居るところはほとんどお日さまは当たりませんが
       元気にズンズン育っています。
       えらいなぁ・・・


イソトマ
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       この様なあまり丈夫そうではない仔を買うことはなかったのですが
       ワタシの具合が悪かったとき 座敷童女2号が買ってくれました。

       「お母さま、こういうお花お好きでしょう?」と言いながら
       玄関の軒先のトネリコの足元に植えてくれました。

       あんまり難しくない仔のようで 花も長いこと咲くらしいです。
       優しくて健気な仔だと思います。



       いつの頃からか知らぬ間に山姥家の一員になった仔です。
       庭の土を総入れ替えしたことがあるので その時に来たのでしょう。

       去年は咲かなかったように記憶していますが
       最近の記憶力に自信がないので 確かなことは分かりません。

       珍しいねとご近所にお嫁入りした株も少なくありません。


琉球朝顔(たぶん)
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       今年は何人かに苗を頂いたので 沢山の朝顔が咲く予定ですが
       今のところこの株だけが咲いています。

       蔓の伸びがスゴイので 二階の窓に届くのも時間の問題でしょう。

       蔓は伸びるのですが 花数は少ないので
       ネットを張った手前 もう少し沢山咲いてくれないとなぁ・・・




この写真を撮った頃 山姥村は 鳥も啼かず 蛙の声もせず
いくらどんよりと曇っていたとは言え 少し暗かったのです。
音がないというのは 少し異様なことですが
ちょうどその頃 太陽が月に隠れていたと思えば
そんなものなのかなとも思います。


座敷童女2号がテレビの前に立ち 皆既日食に感動している姿を見て
ワタシは20年ほど前のある情景をデジャブのように思い出していました。

湾岸戦争(パパブッシュの時の)の開戦のニュースです。
まだ保育園児だった座敷童子は 夜空に砲弾が飛ぶのを見て
「わぁ!!!」と叫びました。
テレビとは言え、彼の声には恐怖が表われていました。

テレビが「今この時」を映し出し 恐怖したり感動したり
そんな事もあるんだなぁと思っていたりもした今日、
ワタシは天照大神と天宇受賣命の話を思い出しておりました。