Y版山姥日記

旧山姥日記

どこまでも青いと思う

10月28日


午前7時21分
イメージ 1

イメージ 2



午前11時9分
イメージ 3

イメージ 4




                     音を立てて

                     冬が近づいてくるようだ

                     草っ原にはイノシシの通り道がくっきりとしていて

                     隣のバアチャンの繰言は延々と続いた

                     早稲のサトイモはヌメヌメしているので

                     イノシシは避けて通るけれど

                     ヤツガシラは全部食べられてしまうと

                     バアチャンの嘆きは深い

                     それでも

                     あちらさんも生きていかにゃぁならんから

                     バアチャンの諦め顔は切ない


                     この青い どこまでも青い空の下で

                     バアチャンは天を仰いでいた