Y版山姥日記

旧山姥日記

梅雨になんかに負けないぞ。お楽しみもあるんだから・・・

今年の梅雨の来訪のなんと早いこと・・・
心構えが出来ていないじゃありませんかと恨めしく思うのであります。
紫陽花だって「もうちょっと待っててね」と言っているでしょうに・・・
まずは ショボイと言われるのを承知の上で

イボタノキの花後
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                  可愛いでしょ。
                  花びらが散って 健気なシベたちが頑張っていて
                  うっすらと頬紅のようにピンクが少し残っていて。


タイム
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                  タイムは若葉の時も 花が咲いている時も 紅葉した時も
                  愛らしくて 思わず頬擦りしたくなるように感じます。
                  お肉の塊を焼く時にはなくてはならないし
                  山姥家に蔓延っていても お邪魔にされることもありません。
                  植木鉢から出奔しないところもカワイイです・・・



                  本名は「ヒペリカム・アンドロサエマム」と言うらしいです。
                  別名は「小坊主弟切(こぼうずおとぎり)」だそうです。
                  この花も 花の後の実も本当にかわいいです。
                  だんだん大きな木になっていくので そこだけが心配です。
                  強くて可愛くて誰かさんみたいです。よね・・・


栗の花
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                  昨年も書いたので この花の香りについて今年は黙ります。
                  この木は勝手に生えてきたので 山の栗と思います。
                  実も小さいのですが 味わい深い感じがします。


名前が分かりません
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                  ガマズミの木の下は混沌とした暗い空間になっています。
                  そこに一本だけこの花がいました。
                  辺りはうっそうとしていて 私のひざの辺りまで草が伸びています。
                  いつもの長靴を履いていてさえ 辿り付くことは出来ません。
                  ムカデやマムシがいたらどうしようと思うからです。
                  ネット検索の旅に出ても 分かりませんでした。
                  野に咲く花にしては毅然としすぎているので
                  もしかしたら どこぞのお庭から引っ越されたのでしょうか。



                  そのうっそうとした混沌の暗闇から少し離れた花壇に 先日移植しました。
                  花壇と言っても、山姥家の花壇ですから推して知るべし・・・です。
                  半分は草叢と化しています。
                  でも、そこには大事なハーブたちもいるのです。たぶん大事・・・



                  今年の一番花です。
                  この青の気高さ美しさ愛らしさ。
                  子供の頃のオママゴトにアカマンマの花と双璧を為す一品でした。
                  ただ・・・
                  花の時期も終わりの頃になると
                  生命力旺盛な本性を剥き出しにして 物凄いことになってしまいますが
                  それもまた よい眺めだわと嬉しくなるのです。

                  梅雨の重苦しい大気の中で ツユクサ青い花を見ると
                  この鬱々とした日々も乗り越えられるような気になるから不思議です。