曇天
朝から厚い雲が山姥村を覆っていた
すこし寒いか
曇っていると笑わなくなる
雨が降り続けると家族はワタシを遠巻きにする
お天気にワタシのご機嫌が左右されるからだ
富士山が顔を出し 薄い陽光が差した時
しめたっ!と思ったのは束の間の出来事
しめたっ!と思ったのは束の間の出来事
山姥村はすぐに厚い雲の下になり
ワタシの脳内にも厚い雲が垂れ込めた
真性お天気屋は親譲りのことだから
ワタシが悪いんじゃないわよと言ってみるも
虚しい
などと思ってみるが
今日はヨガ教室の日なので
あのお若いオンナ先生に
「背中がまっすぐになりましたね」と微笑まれ
ワタシの心は青空のように晴れ渡った
今日はヨガ教室の日なので
あのお若いオンナ先生に
「背中がまっすぐになりましたね」と微笑まれ
ワタシの心は青空のように晴れ渡った
コレを太っ腹に話すとフンと鼻であしらわれるので
黙っている
黙っている