8月30日と31日の富士山・八月の終わりに
八月が終わる。
思い出は切なく哀しい。
8月30日午後4時33分頃
8月31日午後5時28分頃
八月は
思い出がたくさんありすぎて
どの月も思い出はたくさんあるのだけれど
小さい頃の思い出が
8月31日になると次から次へと脳裡を過ぎっていく。
其処には今はもう彼岸の住人になってしまった
父や母や
たくさんの人たちの顔が
微笑みが登場する。
夏休みの後半になると
ほとんどやっていない夏休みのドリルや工作や
何やらがストレスになり
なんで早くやってしまわなかったのかと自問していたし
どこか遠くに旅行などもしていなかったことを思い出したり
商店街の子たちは
親の実家に預けられて夏休みの一週間ぐらいを過ごしていたが
それも毎年のこととなると
面白くもない。
青畳の上に寝転がり
天井を見つめ
風に当たり
テレビを見る。
当時の夕方のテレビは
映画をやっていたように記憶している。
夜は懐かしの歌謡曲だ。
それは半世紀も前のこと。
遠い遠い記憶。
懐かしい懐かしい思い出。
八月の終わりは
やっぱり特別な日々なんだなぁ。