Y版山姥日記

旧山姥日記

庭の仔野の仔・白露

白露

二十四節気の一つ秋分前の15日で陰暦八月の上旬、陽暦では9月7日頃。
秋の季語。

とまぁ、難しいことは兎も角も
朝露が素足に優しいころの事だと、勝手に解釈している。
立秋が過ぎ、暦の上では確かに秋だけど
でも、朝顔は秋の花なのね。秋の季語だもの。


だけど、
ギボウシの花が咲いた。夏の仔だけど
我が家の玄関脇の日の差さない鉢のギボウシが咲いた。
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随分前に我が家の住人になったけど
ずっと咲かず、葉っぱだけが生い茂っていた。

しゅるしゅると茎が伸びてきて
蕾だと分ったときの嬉しさをどう表現したらよいか。

きゃ~~ウレシイ♪
かな。




娘が我が家に帰ってきて(婿さま単身赴任、念のため)
孫と一緒に花に水遣りすることが増え
風通しを良くするために娘はせっせと、庭仕事に励んで
荒れていた我が家の庭も秩序が、どことなく感じられるようになってきた。




花石榴
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とても石榴の実が生るようには思えない。
で、生らないの。

埋もれていたのを娘が助け出してきた。

花が咲くまで、サツキだと思っていた。
記憶なんて信じてはいけない。


鶏頭
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いつの年だったか、
洒落た鶏頭の寄せ植えを買ったような気がする。
その名残かもしれない。
が、哀れなような健気なような・・・



小紫
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とても頑健な仔で
たった一株だったのが20年経ったら
其処彼処に子孫繁栄で
なかなかどうして困ったチャンではあるのだけれど

その花も実も愛らしさにかけては天下一品。
高貴な薄紫の花から緑の実へ
その緑の実が濃い紫へ。



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毎年、我が家に苗をくれるあや子さんが
娘がいるから安心して苗を置いていった。

果たして
今年は沢山の朝顔が咲いている。

いろんな種類をくれたので
今朝はどんなのが咲くだろうと期待がいっぱい。

朝顔の咲く早朝の
風の心地のよくなってきたことが

とてもうれしい。



今年は夜はもう窓を閉めて寝ている。




今、
窓の外ではガチャガチャが鳴いている。

うるさいよっと、声を掛けても無駄だけど
ちょっと言い聞かせてやりたいのだ。

夜なんだから静かにしないさいって。

無理ね・・・








野の仔たちも
もう少し経てば我が物顔で咲き始めると思う。

とっても楽しみ。





去年の今頃は
殆ど白濁していたんだっけ、世の中が。



だから

秋の花野を歩くのが
とても楽しみで待ち遠しい。