Y版山姥日記

旧山姥日記

1月21日の富士山・彼岸へ呼びかけてみる

1月21日午前10時10分頃
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久しぶりの曇りで
一日中富士山は雲の中に入ってしまっていた。
 
 
今日は亡くなってしまった母の誕生日で
昨夜から、なんとなく母を思い出していた。
 
 
逝ってしまってから
何事につけても母に電話して解決していたことに思い至った。
 
何事につけてもといっても
大したことではない。
 
 
お香典はいくら包むのかとか
熨斗袋の表書きとか
 
 
結婚する前に覚えておかねばならぬことを
40過ぎても母に聞けば解決すると思っていた。
 
 
 
ところが
 
いなくなってみると
誰に聞いていいか、見捨てられた子猫のように
夫と二人、途方にくれた。
 
 
 
 
 
 
おっとっと・・・
 
お助けパーソナルコンピュータがいるじゃないの。
 
 
と、思うけれど
 
 
 
母の知識の広さ深さは
パーソナルコンピューターの答えとは違う。
 
 
 
永遠に母は居るものだと思い込んでいた。
 
そんな筈はないのにね。