Y版山姥日記

旧山姥日記

1月11日の富士山・祈る

1月11日午後3時53分頃
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氏神さんの新年会は
先ずは氏神さんへご挨拶の祈りから。
 
それから少し方向を変えて
地の神様へご挨拶させていただく。
 
 
 
氏神さんと山の神さん
地の神様に水神さん
 
 
そうして、
物事すべてについて廻る神様達も
自然の中に息づく神様も
 
どなた様も見えはしないけど
 
 
そこに坐すことは確か
 
なような気がする。
 
 
もう彼岸に行ってしまった近所のバアちゃんが
「昔は山は宝だった」と、
教えてくれたのを思い出す。
 
 
少し具合が悪ければ
山に入って薬草を探し
 
焚き付けも山から貰う。
 
 
生活の殆どは山に依存していたって。
 
 
 
 
で、
新年会も祇園もお日待ちも
 
氏神さんの境内は
村人の笑う声と子供達の騒ぐ声と
オヤジ達の酔っ払いで大騒ぎになる。
 
 
 
 
村のバアちゃんが百歳になる。
 
この村では珍しいことで
新年会に参加していた村人全員一致で
お祝いをすることにした。
 
 
ただ、これから
何人ものバアチャンが90歳以上だから
百歳も続くかもしれない。
 
その百歳のお祝いに
ばあちゃんの孫がお酒を上げた。
 
村の風習で
祝い事のあった家は新年にお酒を寄進する。
 
 
今年はそのお酒と用意した酒と
全部、男衆が飲み干した。
 
 
酒を呑んで大騒ぎして
 
これも新年の氏神様への
祈りだ。
 
 
 
 
と、思わなければ
女衆はやっていけない。
 
 
だって・・・