Y版山姥日記

旧山姥日記

2014年四月

2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1550ページ
ナイス数:49ナイス

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41nTUAiRaAL._SX100_.jpg忘れられた花園 上感想
一気に読んだ。寝るのも惜しかった。小さいときに帰ったように、頬杖を付きながら読んだ。母の声が聞こえるようだ。「早く寝なさい」今は夫が「いい加減にしなさいよ」と言った。
読了日:4月29日 著者:ケイト・モートン
 
 
 
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51OuC11GCiL._SX100_.jpg迫りくる自分感想
3週間ほど前、図書館で「今日入荷したんです」と言われ何も考えずに借りて、読み終わらずに延長しやっと読了。好みじゃなかったので、なんとも言えないけど『あとがき』は好きだけど『あとがき』で作品のイメージが壊れちゃったかなと、思うのであります。ざんねん・・・
読了日:4月28日 著者:似鳥鶏
 
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/310Z6LSyEAL._SX100_.jpgねにもつタイプ感想
随分読了までに時間がかかったけれど、これは栞子さんを途中に入れちゃったから。O線沿線で育ったと言う作者、そういえば吉田篤弘の「空ばかり見ていた」だったかを読んでいたとき「この人と同じ場所を共有して育った」感があった。岸本さんも同じだ。年は違うけど。そんなこんなで、大変懐かしく、おへそが横っちょに付くその具合も似ているかもしれないと思いつつ読了に到った。小学生の妄想ってみんな同じなんだね。
読了日:4月24日 著者:岸本佐知子
 
 
 
 
 
 
 
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51JnRXHyneL._SX100_.jpgビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)感想
ドラマの栞子さんがショートカットだったのでがっかりして「もう読まない」と思ったけれど、読んだ。オバサンとしては恋愛の進行具合はあまりというか、どうでもよくて、 古書を通しての推理小説にもうちょっと丁寧さを要求したいけど・・・。兎にも角にも、ドラマを見なければよかった。
読了日:4月12日 著者:三上延
 
 

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ETZt4Pm8L._SX100_.jpg冬虫夏草感想
『家守忌憚』を読んだのは何年も前なので始めの内は思い出すのに苦労をした。 余談だけど登場人物の南川(脇役であるが)は南方熊楠を髣髴とさせる。山里で暮らしているとイワナの宿とか河童の仲居とか、近所にいるのではないかと思えてくる。耳が痛いほどの静かな夜の微かな物音を聞き逃すまいと読了直後に感じたほどだ。読むのに時間がかかった。桜が咲いたし、今年の鴬の鳴き声があまりに美しかったせいだと思う。
読了日:4月4日 著者:梨木香歩
 
 
 


『忘れられた花園』の下巻は5月1日読了。