Y版山姥日記

旧山姥日記

2月1日2日3日の富士山・カモシカとバアちゃん

2月1日午前8時3分頃
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2月2日午後3時16分頃
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2月3日午前9時27分頃
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あっという間に如月二月。
 
1日の夕方
富士宮から我が家に帰ってくるときの事。
 
ふと西の空を見ると
チェシャ猫の笑っているような月。
 
 
 
薄鼠色の春間近の優しい夕空に白金の細い月。
 
 
夕方の帰宅を急ぐ母さん達の車も多いし
ワタシも運転中だし
カメラも持ってこなかったし
で、写真はないし
 
 
この美しい空と月の様子を
言葉に出来る能力もないけど
 
 
それでも
 
イラつきながら運転している
働くお母さん達も
この月を横目でチラとでもいいから
見る余力があるといいなぁと
思う。
 
 
 
 
 
 
 
と、次の日曜の事
 
道の向こうのアヤコさんちのお茶畑の横に
カモシカがいた。
 
隣のバアちゃんがカモシカに近づいていく。
ずんずんと歩いて行ってしまう。
 
道のこちらから
ばあちゃんの孫のみぃちゃんが叫ぶ。
「おばあちゃん!!」
 
カモシカはちょっと怖い。
優しそうな風貌だけど気は荒いらしい。
 
ちっとも鋭そうにみえない角で
猟犬は一突きされるそうだ。
 
で、道のこちらにいる者全員息をのんで
ばあちゃんの動向を見守る。
 
 
 
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何事もなく
隣のばあちゃんは意気揚々と戻ってきた。
 
ばあちゃんが道のこちら側に来てしまってからも
このカモシカは同じ所に留まっていた。
 
 
 
カモシカが居着いて困る。
 
お百姓は皆そう思っている。
が、結構かわいい顔しているし
保護動物なので
お百姓が困っても何もできない。
 
ヒトと獣のすみわけが上手にできるといいのにね。
 
 
 
 
 
 
 
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まだ子供のようだ。
 
 
 
 
 
 
 
そうして今朝
 
濃霧の中で裏山の様子。
 
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等伯のあの絵のようだ…
気のせいか。