Y版山姥日記

旧山姥日記

12月15日から17日の富士山・冬木立の向こう

12月14日
<(_ _)>
 
12月15日
午前7時48分頃
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午後5時23分頃
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12月16日
午後2時20分頃
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午後4時32分頃
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12月17日午前8時37分頃
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夕暮れ時
お町からの帰り道。
向かいの山から我が家の裏山を見る。
 
すっかり冬の山になって
杉桧ではない雑木の森の向こうの空は
茜色。
 
優しい色だ。
 
 
 
こんな田舎でも
師走の声を聞けば町は殺伐と忙しく
トラックが行き交い
 
家路を急ぐパートの母親たちも
いつもより厳しい顔をして運転している。
 
でも
ちょっとでいいから
あの茜色を眺めて欲しいと思う。
 
 
これから夕餉の支度をして
子供たちに食べさせなければならないし
塾の送り迎えもあるだろう。
 
空を見上げる余裕もない。
 
きっとそうなのだ。
 
 
 
経験済みだ。
 
 
 
あの頃
この夕暮れを見て心を落ち着かせることが出来ていたら
 
そう思ってみても
後の祭り。
 
 
 
今このときは
一生のうちで今だけ
と、いうことを
 
何で気がつかなかったんだろう。
 
 
 
と、いう事を気がつくのに
長い年月を必要としたのだと
自分に納得させながら
 
優しい空の色を見ていた。