Y版山姥日記

旧山姥日記

12月10日から13日の富士山・忘却とは忘れちゃうことなのよ

12月10日午後4時41分頃
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12月11日午前10時12分頃
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12月12日午前8時12分頃
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12月13日午前7時14分頃
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牛飼いのみっちゃんちで
パッチワーク仲間との年忘れランチをした。
 
決して、年齢忘れではない。
 
豪勢なランチではない。
洒落てもいない。
 
セブンさんの特注のお弁当と
持ち寄りのお菓子と
もちづきさんの白菜漬けと沢庵
それに、みっちゃんが作るリンゴの鬼胡桃和え。
緑茶と珈琲。
 
都会のお洒落なレストランやカフェには無縁のオバちゃんだ。
 
 
けれども
お洒落な場所には行かないオバちゃんだけど
田舎のオバちゃんたちを侮ってはいけない。
 
それぞれが特技を持っているし
けど、それが特技だと自覚してないところが可愛いのよ。
 
人生経験を語らせたら
ワタシなどまだまだ修行が足らんと言われてしまう。
 
 
大地に根をしっかりと下ろし
大地と共に生き抜いてきた女たち。
 
そうして、
これからその道を受け継いで生きようとする
次の世代の女たち。
 
都会のマダムたちが知らない世界を
ただ黙々と土と共に生きてきたし生きてゆく。
 
我が家の生業とはまた違う土と共に生きることを思う。
 
 
 
ヒトは
土と無縁では生きてはいけない。
 
 
水耕栽培も盛んになってきている昨今だけど
今年の米は旨いなぁと新米食べて嬉しくなるのは
土と共に生きているお百姓がいるからだ。
 
飼料に気を使い賢明に生きる牛飼いたちがいるからだ。
豚だって鶏だって牛だって、命を頂くのだからと
彼らは慈しみながら飼い、出荷する。
そのことを思う。
 
 
 
そんなこんなを考えていると
皆の話についていけなくなるから
頑張って食べて、話していたら
 
ひとつの単語が出てこない。
 
「あーなのよ。こーなのよ」と説明していると
マスダサンが「こうねんき?」と不安そうにワタシの顔を見た。
 
そうそう!それ!!
と答えると
 
「大丈夫か」と、心配された。
 
 
彼女はワタシより一才年長で
いつもはそんなことお互いに意識しないけれど
 
彼女のあまりの心配そうな顔に
ワタシは狼狽えた。
 
 
 
忘却とは
 
 
 
 
 
忘却とは
 
 
 
 
 
 
忘れちゃうことなのよ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、いいか。