7月14日の富士山・蝉啼く
7月14日午前6時40分頃
昨日、
そう、思い返してみると昨日の日中のこと。
ニィニィゼミが啼いていた。
夏が来たんだなぁって思いながら二度目の洗濯物を干していた。
蝉が鳴く。
夏が来たんだ。
と、
今朝方、蜩が啼いた。
ヒグラシと言うと
お街の人たちは夏も終わると感じるだろうけれど
ヒグラシは夏の始まりから終わりまで啼く。
しかも
しかも!
夜が明ける寸前、
日の出直前に
裏山で大合唱する。
迷惑この上ない。
晩夏の
あの切なくて切なくてしようのない気持ちの代名詞ともいえる
ヒグラシ。
早朝の森で啼くそのヒグラシの大合唱が始まると思うと
寝不足と言う言葉がネオンサインのように
頭の中でチカチカとあっちに行ったりこっちに来たりする。
そういえば
何日か前、アキアカネが山の奥から下りてきていた。
そうして
ソメイヨシノの黄葉が始まり、葉が落ち始めている。
やっぱり
夏到来である。