庭の仔野の仔・優しい春の風に誘われちゃいました。
なんだか春の憂鬱などと言っちゃって
外に出ないと決めたのに
やっぱり春の穏やかな風が呼ぶのです。
シャガ
陽の当たるところの仔よりも
日陰の身の仔の方に心寄せられるのは何故か。
農業用水脇に群生している仔たちの
なにやらウレシそうに揺れる姿は美しい。
一日花なので
次から次へと命を繋いでいることもまた
妖艶さを際立たせていると
ワタシは思うのです。
ヤマブキ(山吹)
この仔もまた日陰に咲いていたのです。
生活道路ではあるけれど、日中は殆ど誰も通らない山の道に
この仔が咲いていると、本当に華やかです。
先ほど見つけた花びらが落ちてしまった後の姿も
妖しい美しさがあるように思えて
愛おしいと思います。
白山吹
我が家のシロヤマブキは朝霧高原からやって来た仔。
一緒に来たはずのイカリソウは旅に出てしまいました。
ヤマブキとシロヤマブキ
名前はヤマブキでも葉っぱも違えば花弁の数も違うし
シロヤマブキは黒い四つの実も可愛らしい。
で、この仔まだ咲きかけ。
明日からどんどん咲き始めるかしら。
楓
楓の花が咲いていて
この仔はあんまり小さいので見逃してしまう年が多いのです。
今年は気がついてよかったと内心ほくそ笑んでおります。
「ノムラモミジ」という名前のイロハモミジの園芸種だとか。
って、よく分かりません。
まだ莟。
狩宿の下馬桜を見に行ってきました。
月曜だというのに駐車場はいっぱいで
広い前庭の芝生ではピクニック気分の
若いおネエサンたちが車座になっていました。
我が家の桜たちもいろいろな姿になり
爛漫の春がやってきました。
世間がどうであれ、世界もどうであれ
ウキウキするわね、やっぱり。