Y版山姥日記

旧山姥日記

7月14日15日の富士山。ヒグラシの・・・

7月14日
午後4時17分頃
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午後5時53分頃
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午後6時27分頃
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午後6時53分頃
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7月15日お昼頃
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毎日暑い。
 
それでも昨日の夕方の風は心地よく
真夏の里山の夕暮れ時はお得感がある・・・かも・・・
 
見上げると白い月。
今日15日が満月なんだね。
 
 
今日夕暮れ時にはまだ間があった
その時、ヒグラシの声を聞く。
 
夏の夕暮れ時はただでさえもの悲しいのに
ヒグラシの哀切な声まですると
ワタシの小さな心の臓はキュンとすすり泣く。
 
 
 
いろいろな思いが押し寄せて
ワタシは立ち尽くすことになった。
 
今までの30数年の山暮らしの喜怒哀楽。
ほとんどが楽しいことだったと
記憶が昇華され
苦労などなかった事になってしまっていることは喜ばしい。
 
 
 
 
苦労いたしましたと、
妻が夫の傍で呟くように言ったとすると
太っ腹の作品を愛してくださる方々は
きっとお喜びになるだろう。
 
が、ワタクシども夫婦は
そんじょそこらの作家夫婦ではないので
常にガハハと笑い転げ
大風呂敷を広げた太っ腹のおしゃべりをたしなめることもせず
ついつい調子笛で援護射撃する妻という図式になり
 
作務衣を着て山に棲み
しかも自給自足しているだろうと大きな誤解を持って来てくださる方には
大変大変申し訳ないと思ってる訳よ。
 
 
 
けれども
四季折々の切なさは感じることが出来るから
今日のような日は
ちょっとやそっとでは立ち直れないくらい
切ないのである。