6月1日から6日までの富士山・太陽を浴びながら
6月1日午後2時8分頃
やっぱり梅雨だわ。ウンザリよ。
6月2日午後5時19分頃
今日もまたウンザリよ。でも蜜柑の花の香りが心地よく・・・
6月3日午前6時58分頃
朝一番で老眼鏡も掛けず富士山を見る。
6月4日午前9時53分頃
物干し場にナナフシが居た。ナナフシって糸吐くの?
6月5日午前8時34分頃
そこに富士山が存在することすら信じられない。
6月6日午後2時18分頃
今朝の日差しに戸惑う。
梅雨の中休みか。
急いで洗濯物に取りかかる。
今日を逃してなるものかと必死である。
何時、曇ってくるかもしれぬ。
天気予報はこの山里ではアテにならない。
田植えの済んだ田圃に空がある。
雲が流れてゆく。
風が細波を立てトンビがくるりと輪を描く。
ひばりが啼き
近所のオヤジが孫の為に蛍を捕ったと噂が流れてきた。
朝のうちは陽光に照らされた桜の葉が
さやさやと葉陰の歌を歌っていた。
その下の木陰に
隣のバアチャンが涼を求める日も近い。
蜜柑の花の香りと忍冬の金銀花の香りと
そこら中のまだ育ちきらない草むらの香りと
大きく息を吸い込みながら
ワタシは十二分に味わった朝。
やはり
お陽さまは偉大だ。