庭の仔野の仔・春の名残と初夏の先駆けと
イチリンソウを見に行こうと牛飼いのみっちゃんに誘われる。
山姥村ではもう終わってしまったイチリンソウの季節だけど
朝霧高原の入り口は八重桜も咲いているしクマガイソウも咲いているし
みっちゃんちの庭先にバアチャンが移植したというクマガイソウが咲いている。
このクマガイソウを
牛飼いのバアチャンは30年以上前に
移植したとか。
クマガイソウは移植も嫌うし、
増えやしないらしい。
その頃、山姥家の庭で咲いていたのは
またの名を卯の花・・・
あれ?
ヒメウツギがウノハナだと思ってたけど
どうも違うらしいわ。
まぁいいか。
御衣黄その後。
随分と紅を指して
艶やかになった。
御衣黄の名残の時ぞ紅乙女
毎年咲くけど、今年は色が濃い
なんてこと、あるのかしら。
そして、パッチワークの発表会当日に見たのは
この県境の発表会場は
富士山の何合目になるのかは
よく分からないけれど、
確実に富士山で
咲いている花は山姥村とまったく違う
またの名を地獄の釜の蓋
親戚のアシュガは事もあろうに
今年、間違えて抜いちゃって
咲かなかった(山姥家の庭の仔)。
とても残念だけど来年に期待する。
そうして、
今日(9日)の散歩の仔たちになるのだけれど
道端の仔たちは大勢なので、後日に・・・
山藤がとても綺麗で全山覆い尽くすかと思わせるようだ。
しかし、今年の山藤を見て
お隣のヨッチャンはとても心配している。
山藤は木に絡みついてその存在を証明しているが
絡みつかれた木は堪ったモノではない。
また山が荒れるか。
それでも、山の緑は濃く
生活道路ではあるけれど、山の道は生命に溢れている。