海中奇面組と鯵の開き
海中奇面組
中村征夫著
KKベストセラーズ 発行
2006年11月初版第一刷
ブログのお友達のそのはし師匠が以前に紹介していたご本で
十何年か前にお隣のK代ちゃんに見せて貰ったご本に違いないと
ワクワクしながらセブンネットショッピングで注文したもの。
K代ちゃんに見せて貰った本とは別物だったけど
タイヘン面白く読了したのはひと月以上前。
以来、時々ぺらっとめくって
めくられたページをニタニタしながら読んでいる。
このご本の中に「テヅルモヅル」という海洋生物が出てくる。
某mixiのとあるコミュニティで俳句のお題になったので
ワタシにとっては親近感を持てる仔ではあるが
動画を見つけたときはあまりのことに気が遠くなりそうだった。
生命の起源である海があんなに恐ろしいとは思わなかったとか
しばらくは海中の写真を撮ることが出来なかったとか話す姿は少し痛々しい。
その後、このご本を出版されたのだからいろいろな思いを克服されたんだろう。
読者としては、タイヘン有難いことだ。
ワタシは以前やっていた
某NHKBSで空き時間用(だと信じている)の海中散歩みたいな番組が大好きで
番組表を熟読して、その番組を探し当ててみていた。
その番組を見る度に思ったものだ。「なんか水の中って思えないなぁ」って。
だって、海水があんまり綺麗だったんだもの。
そんな夕方、夕飯はナニにしようと家族会議(夫は出先から電話で参加)し
ヒミツノケンミンショウとか言う番組でやっていた鯵の素揚げの決定。
ヒミツノケンミンショウは地デジの難視聴地区である我が家では映らないが
最近はどこでもこの話題で花が咲いている。
沼津の高校生は
「あんまり普通のことなので変わっているとは思わなかった」らしい。
←表
裏→
妙に美味しかった。
頭も骨もゼイゴもバリバリと食べられた。
昔と違って、最近の干物は余り塩辛くないから美味しいわね。
そう言えば、十数年前
沼津の干物屋さんに干物の詰め合わせを注文したとき
ワタシが近海の鯵にしてくれと頼んだら
そこのご主人は「近海物が美味しいというのは幻想である」と主張した。
プロの言うことなので、一も二もなくワタシはご主人の言に従った。
遠洋の物の方が脂がのって美味しい事もあるのだそうだ。
なるほどね。
ちゃんとした感想をお読みになりたい方は
そのはし師匠の「海中奇面組」の記事でお願い致しますです。
毎度のことながら
ワタシ本の紹介が下手くそだから。