Y版山姥日記

旧山姥日記

11月30日の富士山・風に転がる枯れ葉のようにバイバイ11月

11月30日午後4時半頃
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冷たい風が吹くと
枯れ葉が転がっていく。
乾いた音を立てて
転がっていく。
 
11月は
カラカラと音を立てて
ワタシに年を取らせて行ってしまう。
 
いいのよ。
恨んだりしないわ。
 
アナタのせいだけど
アナタが悪いんじゃないものね。
 
11月って不思議。
晩秋で初冬で寂しさを誘発して
そのまま
静寂だけを残して去っていくんだもの。
 
冬がやってきて
山姥村の夜は耳鳴りがするほどの静かさ。
冬籠もりの季節。
 
やがて
春を思う日々が続く。
 
冬があるから
あの春の日差しのやさしさ美しさが
特別のものに思える。
 
 
そうやって一年は
巡っているんだね。
 
だけど
怒濤の12月は確実にやってくる。
12月の忙しさがあるから
おせち料理は美味しいのよね、きっと。