Y版山姥日記

旧山姥日記

8月23日お隠れ富士山・恨み葛の葉

8月23日午後4時39分頃
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2階の物干し場の手摺りに今年も葛が絡みついている。
お盆前には申し訳なさそうにしてはいたが
今では「此処が信太の森でごじゃる」と謡い出しそうなほど
 
 
『恋しくば尋ね来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉』
参考文献(?)→ウィキペディア『葛の葉』
 
 
葛の葉を見ていて
その生命力に感動させられるし
傍若無人さにも見習うべきものはあるし
この繊細さにかける葉っぱに
あの紫の花が咲いて、その花の香りは甘いことなど
思いも寄らない裏切り行為だし
と、アレコレ愚にも着かないことを思って見たり
人生は一筋縄ではいかないのよね
と、溜め息をついてみたりする。
 
 
 
 
 
今年の夏は
富士山が見える日がとても少なかった。
なんだか損した気分だ。
 
こう言う年もあるわよね。
そう思い込むことに決めた。
 
 
 
 
生きるって難しい。
そんな事分かりきったことなのだけれど
時々、思い違いをして
人生なんかチョロいもんよと豪語したりして
痛い目に遭遇したことなんか数知れず。
 
反省という言葉を知っているか
と、我と我が身に問いかけることも幾度もある。
 
だけど
のど元過ぎれば熱さ忘却のおっちょこちょいなので
またぞろ、失敗の繰り返しだ。
 
そんな自分が可愛いのよ。
と、我が身を抱きしめてやりたいときもある。
 
が、
やっぱり人生は
石橋をハンマーでガンガンと叩いて
大丈夫かと疑問を持ちながら
渡って行かずばなるまいよ。
 
 
 
 
 
 
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