Y版山姥日記

旧山姥日記

6月25日28日30日の富士山・「あのね」の後は言葉に詰まる6月だった

6月25日午後12時48分頃
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6月28日お昼頃
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6月30日午後5時26分頃
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ドブ鼠色のまま、6月が背中を向けて
私の前から去っていこうとするので
ちょっと待ってよと、声を掛けるも
振り向きもしないでそのまま行ってしまう。
 
ドブ鼠色と言えば
ねずみ男のあのマント姿を思い起こし
あんないい加減なヤツもいたよなと思い出してみる。
が、顔も名前も思い出せない。
 
だけれども
確かにいい加減なヤツで嫌われ者だったけど
嫌われてはいたけれど
いないとサミシイと思わせるような男だったように思う。
 
顔も名前も思い出せないから
本当はいなかったのかも知れないと
そう思いだした途端に
彼の存在そのものが掻き消えた。
 
何かの小説の登場人物だったかな
と、頭の中の引き出しを引っかき回してみるのだが
そのような人物は思い出せない。
 
でも、
確かにいたように思う。
 
 
そんなこんなで「あのね」と声を掛けても
その声は6月の曇天で上滑りし
そのまま空中分解してしまった。
 
 
 
 
 
 
 
今日、富士宮のお浅間さんの近くまで行ったので
夏越しの大祓えに参加しようよと太っ腹に言ったけど
「ふん」とだけ返事が返ってきた。
だから、ワタシの夏越しの大祓えは来年に持ち越しだ。
今ごろ、お浅間さんでは「お山開き」が行われている頃かな。
市町合併で晴れて富士宮市民になったのだから
一度くらい見に行ってみようかとも太っ腹に言ってみたけれど
「ふん」すらもなかったので
どうせウィンブルドン見るのに忙しいのよねと
心の中だけで悪態をついておいた。
ワタシも見るけどっ!