Y版山姥日記

旧山姥日記

6月3日4日5日の富士山・若竹(煮ではない)

6月3日午後6時49分頃
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6月4日午前9時48分頃
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6月5日午後5時36分頃
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それは昨日(4日のこと)
二階の物干し場では風は富士山側から吹いてきて
まだチビスケの稲の頭を撫でて
ワタシの横を通り抜け
たぶん、日本海まで吹いていくんだろう。
と、考えていた。
裏山の二山向うは山梨県だから
あながち妄想とは言えないけど
 
風は
どこで生まれて
終着はどこなんだろう
と、愚にもつかないことを頭から振り払おうとしていた。
 
裏山の竹林は
ワタシたちがここに来た30年前は今ほど広くなく
年々、勢力を拡大し続けている。
 
隣のボサ(草っ原)は
市町合併後 旧山姥町は殆どが市街化調整区域になったので
遠くに住む地主は売るに売れず
ジタンダを踏んでいることと思う。
ワタシや太っ腹の思う壺ではあるが
地主の心の内を思うと忸怩たる思いではある。
たぶん
この大きな土地を安く買いたたき
値上がりするのを待って売り払おうと思ったに違いないが
山姥村を舐めたらアカンゼヨ
この中途半端な山里は値上がりする訳がない。
なんてったって
公共交通機関も下水道もフレッツ光もないんだからね。
 
で、隣のボサに
掘り忘れられたのか
若竹がぐんぐんと天を目指している。
葉っぱの出る前の竹はオブジェのように
風に吹かれて右往左往していた。
やがて葉が出て
立派な孟宗竹になるのだろう。
 
このボサにはたくさんの小動物や
ワタシの大好きな花々が棲息しているし
もし此処が竹林になったら
今でさえ日照時間が短いのに
南からの風も陽光も
その恩恵を山姥家に与えなくなってしまう。
などと野暮なことを考えながら
美しい若竹がそよぐ様子を見続けていた。
 
 
 
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