Y版山姥日記

旧山姥日記

庭の仔野の仔・葉桜も美しい日

桜の花は疾うに終わってしまった。
今朝、最後の御衣黄の花がはらりと散った。
今年植えたばかりなのに
咲いてくれただけでもアリガタイと思う。
 
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 裏山へと続く道の
 アスファルトの切れるところ
 葉桜がその影を落とし
 風に揺れていた。
 
 初夏の風と言うには
 かなり冷たい。
 陰が揺れるのを
 しばらく見ていた。
 
 
イメージ 7 この花大好き
 我が家の庭に咲く仔は
 小さいけれど
 ボサに咲く仔たちは
 のびのびと大きい。
 
 花が散って
 茎の先っぽにつく種も
 とても可愛い。
 
 
オオマツヨイグサ(たぶん)
イメージ 8 薄いレモンイエローをして
 萎むとオレンジがかる・・・
 ような気がする。
 何だか健気と言うよりは
 豪華な花と思うのだけど
 これはあくまで
 野原に咲いている花の中で
 と、いうこと。
 
 
 
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 春先に咲いていたよりずっと背が高くなり
 庭にも野にも
 繁茂という言葉がよく似合っている。
 
 みんなで天を仰いで
 おちょぼ口で叫んでいるように
 見えて仕方がない。
 
 其処此処で出会うが
 そのたびに笑ってしまう。
 色は美しいのにそんな仔だなぁと思う。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 10 オオイヌノフグリの年の初め から咲いていて
 息の長い仔だ。
 初夏の陽光を浴びて
 肩こりも治ったかしら。
 肩が凝っているとは聞いていないが
 寒いときはニンゲンだって肩こりで
 暖かくなるのが待ち遠しかったし・・・
 
 
 
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 もう10年くらい前かしら
 誰かにひと株もらって
 ちゃんと植木鉢に植えて
 
 いつの間にか 庭中に蔓延り
 そうして
 駐車場から野原へと
 生活圏を拡大した仔。
 エライというかナンというか・・・
 
 
スイバ(たぶん)
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 ギシギシの花によく似ている
 と、思ったら
 同じ仲間だった。
 迂闊だった・・・
 
 この仔が好きだというと
 オオバコの花の時よりも
 夫にヘンな顔をされた。
 どうしてかなぁ。
 
 
ハルジョオン(ヒメジョオン?)
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 この仔が
 奥床しいと思うのは
 咲く前の蕾が頭を垂れて
 お辞儀をするから。
 
 全くの雑草としか思えない
 と、家人は言うが
 ワタシはかわいいと思う。
 
 
 
白いすみれ
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 一昨年
 ブログのお友達の
 ひろさんから頂いた仔。
 なんて言うすみれなのか
 分からなくなってしまった。
 とても小さな花だけど
 結構元気の良い仔で
 あちこちに勢力を拡大中。
 
 とても嬉しい。
 
 ひろさんありがとう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
西洋仙台萩
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 この仔も
 山姥家に来てから久しい。
 
 渇水にもめげず
  (水を遣らないのはだれだ
 毎年花を咲かせる。
 
 萩の葉なの儚さはなく
 ただただ元気で
 やっぱり肉食人種なのかな
 と、思ったけれど
 それは間違っているだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この仔は誰でしょう
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 まだ寒い頃
 隣のバアチャンの畑から
 盗んできた(了解済み)
 長ネギを
 植木鉢に植えて
 玄関先に置いておいたら
 来る人来る人
 皆ヘンな顔で眺めていた。
 
 葱坊主とは言え
 可愛いヤツだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ノイバラ
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 バックヤードの入り口の
 楓の木に巻き付いていた仔は
 太っ腹にバッサリとやられた。
 
 この仔はモッコクの陰にいて
 難を逃れた。
 
 あんまり大きくなると
 刺客が飛んでくるから
 気をつけねばなるまい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
裏山
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爽やかな風が山姥村を通り抜ける。
気持ちはよいが、まだ風は冷たい。
たくさんの小さな仔が咲いていて
心ウキウキとする。
 
山藤も豪奢に咲いている。
下の村の休耕田にはジャーマンアイリスがたくさん咲いている。
山里には似合わねぇとも思うが
お百姓の心意気も感じる。
休耕田はこう使うもんだと言っているような気がした・・・