Y版山姥日記

旧山姥日記

5月12日の富士山・豆蔵受難

5月12日
午後1時30分頃
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午後5時40分頃
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午後6時30分頃
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雨は朝には上がっていて 洗濯日和かと思われた。
マルチーズの豆蔵もスキップしながら庭に出て楽しげだ。
と、
この世の物とも思われないような轟音がとどろく。
家の中にいたワタシでさえ大声を上げるような音だった。
その次の瞬間、
風呂場の手桶をひっくり返したような雨。
外で楽しんでいた豆蔵は転げるように家の中に駆け込んで
その後は夫・太っ腹にべったりくっついたまま
絶対に離れようとしない。
よっぽど怖かったんだね。
 
雷は その後少しずつ遠退いていったが
雨は弱まっても止まない。
どうすんのよ洗濯もの・・・
 
 
昼頃、一条の光明が差し
目出度く洗濯物は物干し場へと治まった。
 
 
 
夕方近くまで
豆蔵は、夫・太っ腹かワタシの足元にいて
その不安げな顔を私達に向けたまま。
 
 
豆蔵2才♂体重約1.7㎏
弱虫ねぇ。
 
 
夕方になって、外にいた太っ腹が
少し待っていれば綺麗な富士山見えるぞ
と言う。
しばらく待っていたけれど
雲の流れは太っ腹の云う通り速い。
雲の行方を見ていると
心が鎮まっていく事に気付く。
 
北からやって来て南へと風任せに流れてゆく雲たち。
人生流されて生きていても
ちゃんと軌跡は残っているから大丈夫よね。
 
 
 
連休の終わった日
太っ腹とワタシは感慨深く話し合った。
各々の親が逝ってしまって寂しい思いをしているが
ワタシ達がそのものになっている。
自分たちの生きている事の証明が出来て
とても嬉しい。
 
太っ腹は俺たちが生きている意義があったんだと言う。
その通りだね。