Y版山姥日記

旧山姥日記

窓辺にて・・・いつのまにか・・・

二月はナンの挨拶もなく私から離れて行ってしまった。
なのにワタシは、そのことさえも気が付かずにいた。
雨続きの二月の終わりから雨続きの三月へと季節は移り変わっているのに
ワタシはナンの感慨もなく日々を過ごしていたということか。

などと
少しは考えてみたものの
電卓との闘争の日々を終えた事は喜ばしい。

富士山のあるべき空間を凝視しても
その存在が本当のことなのかどうかも分からなくなる程の
重苦しい雲と雨と霧の山姥村ではある。


この4年間のほとんどの月末の日に
過ぎて行く月へのご挨拶はしていたのに
二月はそれすら忘れていて

ワタシはいったいドウしたいのか・・・




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全く気付かずにいた訳ではないが
今年の早春を忘れてしまったことが惜しくてならない。

シュンシュンとストーブの上のヤカンの音を聞きながら
梅の花が咲き始める頃のことは記憶にない。



娘の婚約祝いにとお隣のYちゃんK代ちゃん夫妻から御衣黄を頂いた。
今年は咲かないと思うけど、楽しみだ。
庭の南角に植えて、陽光を遮りそうな山茶花をまたチョンチョンに伐ってしまった。
山茶花は頑健な仔だから大丈夫だろう。



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5日、やっと晴れたあの日。
我が家の染井吉野の花芽を確かめに外へ出た。
今年もたくさん咲きそうだ。


爛漫の春がやってくる。


一昨昨日だったか、夜 蛙が鳴いていた。
昨夜も鳴いていた。
啓蟄の頃には眠っていた仔たちは目覚め、ちゃんと出てくる。
季節はワタシが何を思っているかには頓着はせず
やってくるのだから、嬉しくなっちゃう。




爛漫の春はもうすぐだ。











えーっと・・・
計算終わりました・・・
「今日も富士山」再開します・・・
どうぞよろしく<(_ _)>