お貧乏
晩秋の装いに包まれた山姥村の日暮れは早い。
これからは どんどん早くなっていく。
今はまだ午後3時までは太陽の恩恵に与ることは出来るが
真冬ともなれば午後1時半には日没を迎える。
今日
ホットカーペットを出した。
例年より1週間ほど早い。
夜 紅茶を淹れた。
先日 ある方に頂いたもので
蓋を開けると
オランダ産のパイプ煙草の香りがするし
色も赤茶色で
ホントに紅茶か否か 疑ったが
とにかく淹れた。
バニラの香りで ネットで検索しまくったら かなり高価な紅茶だった。
お貧乏はコレだからイヤよね。
清貧なんかクソ喰らえだ。
旨いものを食べようと思ったら
金持ちにならねばなるまい。
けれども
金持ちになるには
太っ腹もワタシも生き方そのものを考え直さねばいけないだろう。
手遅れね。
宝くじに望みを掛けよう。(そう思って30年以上経ったわ)
もうすぐ
南瓜のお祭りだから
コレで我慢よ。ねぇあなた・・・
それと
体育の日って10月10日じゃなくなったなんて
知らなかった。
世捨て人にもなれたようだし
人生って不思議。
大きくなったら○○になると言っていたワタシは
何処に行っちゃったんだろう。
ここにいるのは
小さいころの理想像とはかけ離れているけど
満更でもないと思っているオバサンだ。
柿はほとんど落ちてしまって
カラスウリの実が見え隠れし
風の冷たさは昨日以上で
水が冷たく感じられ
寒い夜。
お貧乏人にはお貧乏人なりの楽しみ方があるってもんよ。
それで良しとしよう。