Y版山姥日記

旧山姥日記

庭の仔野の仔

5月の爽やかさは感じることが出来なかったけれど
それでも 少しは定例巡回をしていたので
身近な写真は撮っていました。


卯の花ヒメウツギ)(4月26日)
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           4月の中頃から咲いておりました。(たぶん)
           この花は 朝霧から一株やって来て
           何年もしないうちに大きな株に成長しています。
           「卯の花の 匂う垣根に 時鳥早も来鳴きて 忍音もらす、夏は来ぬ」
           初夏まで咲き続け その白さは 隣に咲いていた白山吹と競い合っていました。
           白い花はワタシの大のお好みです。


モッコウバラ(4月28日)
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           とあるお宅の道路脇に咲いていたのを見たときに
           なんて愛らしいんでしょうと感動しました。
           運転中でありましたが
           その花がモッコウバラであることは確認できました。
           それから何日もしないうちに我が家の仔となりました。
           白いモッコウバラもあるのですが 黄色の方が先に咲きます。



四季咲きアカシア(5月8日)
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           この仔はとても成長が早く アレヨアレヨという間に大木になり
           早春の頃からは 2tトラックの通行のお邪魔になっていて
           太っ腹にばっさりと伐られてしまいそうなっていたのを
           「旦那さま! 花が終わるまでお待ちください」と命乞いし
           ワタシのその悲痛な声を聞いていたのか
           今年は見事に咲いてくれたのです。可愛い仔でしょ。
                                   (野坂昭如の文章のようだわ)
           この花の下に立つと 濃厚な桜餅の香りがします。
           満開の頃は家の中までもこの香りは漂ってきて
           具合の悪い時もワタシを慰めてくれておりました。


ヒペリカム(5月28日) 
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           別名 小坊主弟切
           一枝貰って その辺にナンの気なしに挿しておいたら
           かなりの背の高さになってしまいました。
           花の時期も長く 花はすぐに可愛らしい実となり
           いつも元気なよい仔です。
           黄色の花はあまり好まないのですが
           最近は黄色の花も元気をくれるようで好きになってきています。


コモチマンネングサ(5月30日)
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           痛みが無くなってから ネット検索の旅に出られるようになり
           この仔の本名を探し出せましたが 忸怩たる思いです。
           と言うのも
           毎年この花を「輝ける青春の金の星」と呼んでいたからです。
           レモンイエローに近いこの仔の色は 美味しそうかなとも思っていました。
           それが「子持ちの万年草」なんて ずいぶんなお名前ではありませんか。


ニワゼキショウ(5月31日)
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           今年のニワゼキショウは背が高く花も大きいような気がします。
           いつもの窓辺から見える元畑一面に咲いていて
           風に揺られてダンスをしているようでした。
           この仔の実もとても可愛らしくって 花が終わっても楽しめます。


蒲公英の綿毛(5月31日)
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           ニワゼキショウと同じように
           今年の蒲公英も豪華に背が高く たくさん咲いておりました。
           セイヨウタンポポニホンタンポポが仲良く咲いております。
             (西洋と日本の種類の差が余りよく分かっていないのでウソかもしれない)


スモークツリー(6月1日)
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           大木になるので植木鉢から決して出さないと約束させられた仔です。
           大きな木に育って 見上げるとこの花後のふわふわがあるって素敵だと思います。
           仕方がないのでこのふわふわの下の方から覗いて我慢しています。
           今はもっとふわふわが大きく長くなっていて 素敵なんです。


紫陽花(6月11日)
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           『紅額』かなと思っていますが よく分かりません。
           本来の株はダメになりそうだったので 先日ばっさりと刈り込みました。
           この株は何年か前に挿し木したものです。
           日のあまり当たらないところなので ヒョロヒョロと背ばかり大きくなっています。
           花の後に少し刈り込んでおこうかな。




上高地の仔たちともご挨拶を交わしてきました。
それはまたこの次と言うことにします。

一昨年だったかその前の年だったか忘れてしまいましたが
H美ちゃんから紫陽花の枝を何種類も貰って挿しておいたものが
今年はみんな咲いています。
雨の季節の紫陽花は本当に美しいので
雨の日には大きな傘をさして見回りに行くとしましょう。