Y版山姥日記

旧山姥日記

山里はしっとりと梅雨の先触れ

6月1日

午後6時16分
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6月2日

午前5時1分(太っ腹撮影)
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午前10時19分
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6月3日

午前8時19分
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6月4日

午前8時45
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6月5日

午後5時59分
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6月6日

午前11時57分
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           深夜の山姥村は カエルたちの声が賑やかで

           冬の夜のような静けさはない

           重い大気に押しつぶされそうだけれど

           紫陽花が咲き始めているから

           雨の日も庭を巡回する元気が出てきている

           そんな事にさえ

           有り難いと思う気になれるのは進歩だと実感する

           頑健を誇っていたときには

           自分の体力を過信し いつも元気でいられると思っていたのだ

           我と我が身をいたわることを学習させて頂いた



           先日の寄り合いで太っ腹が仕入れた情報は 有り難くなかった

           山姥家の裏山の際にある竹林に 熊の足跡が発見された

           「太っ腹さんの家は本当に気をつけた方がよい」と・・・

           小次郎が夜更けに吠えまくっていたのは熊だったのか

           尻尾ふさふさの狐とばかり思っていた

           夜明け前に痛みに耐えかねて起きたとき

           狐と見つめ合ったことがあったからだが

           傍に熊もいたのだろうか

           しかし

           熊に気をつけろと言われても

           どうやって気をつけたらいいのか分からない