午後6時38分
同じ頃少し南側の空
夕刻
不思議な色の空を見上げる
赤い夕焼けとも言い切れない色
不安な色だが
なんて美しいんだろうと眺めていた
朝は青空が広がり爽秋を吾が身にまとい
暑さはもう少しの辛抱だと鼻歌を歌いながら思っていた
午後 夕立が来るかもしれない空模様に変わり
遠くの雷を聞き たまに稲妻も見えたりしていた
それがどうだ・・・
空は急に明るくなり
あたり一面が黄色に光って見えたと思ったすぐ後で
赤ともいえず紫ともいえないような色に包まれていったのだ
一日中
なんとも忙しい空の変化を眺めていた
深夜
秋の虫達の歌声を聞いている