Y版山姥日記

旧山姥日記

走り梅雨 山姥村は霧の中

5月21日午前9時31分
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5月22日午前9時37分
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5月23日午前11時41分
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5月24日午後6時16分
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5月25日午後00時15分
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                    その日
                    二階の物干し場の角っこのいつもの場所で
                    富士山にピントを合わせていた。
                    
                    ばさっばさっと羽の音がする。
                    近所に棲んでいるカラスだ。
                    このカラスはおしゃべりで いつも井戸端会議に忙しい。
                    これからお出かけですか?
                    そう声を掛けたが 返事をしてくれなかった。
                    本当に急いでいたようだ。

                    裏山と町道の電柱で会話をしているのはおなじみの姿だが
                    今日はどこまで行っちゃったんだろうと思っている。
                  
                    カラスが鳴くと葬式が出る
                    この村の古老たちはよく言っていた。
                    確かにそうかもしれない。
                    昨年末 ウチの屋根をカラスがつついていた。
                    つつきながら 鳴いていた。
                    早朝でも夕方でもお構いなしだった。
                    何日も続いて 煩いカラスだなと思っていたら
                    年が明けて 喪中になった。

                    こちらがそう思っているだけなのかもしれないので
                    カラスとちゃんと話し合いの場を持たねばならない
                    と、思うが
                    どなたか・・・
                    カラス語の通訳してくださらないかしら。