Y版山姥日記

旧山姥日記

雨の田圃に映るか心模様

山姥村の田圃は殆ど田植えが終わっている。
残るは 共同作業での田植えだけ
今年も太っ腹は田植えの準備に呼ばれているが
お役にはたたないだろう。料理当番が似合っている。


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            雨の日
            水の張られている田圃に雨の波紋が広がる
            整然と並んだ苗を愛おしく眺める

            雨の音が響くだけで
            どうしたことか 蛙の鳴く声も聞こえない

            長靴を履き 傘を差して外に出る
            雨に濡れた木々の緑は美しい
            
            裏山の竹林は竹の秋を迎え
            もう少し強い風が吹くと
            竹の葉がざわざわとお喋りしながら舞い落ちて来る筈だ

            人がどんな思いに駆られようと
            どんなに悲しい思いをしていようと
            喜びにはしゃいでいても
            季節は そんなことには まるで関係なく移り変わってゆく

            それでいいのだと思いたい
            今までもこれからも人の営みに左右されずに
            移り変わっていってくれることを信じよう

            明日は晴れるか