Y版山姥日記

旧山姥日記

フキノトウ香りは鼻腔を駆け抜け

2月15日午前11時12分
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2月16日午前11時04分
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2月17日午前11時05分  
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2月18日午前10時28分
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2月19日午前10時46分
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2月20日午前11時19分
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2月21日午後3時44分
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2月22日午後12時12分
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             冬から春へと空も衣替えをしている。
             清く高く青い空から
             ふわっと赤みを帯びた
             いや、赤みというよりはピンクがかった青になり
             富士山も紗幕を通したように霞の向こうだ。

             山姥村も早咲きの梅は咲いているけれど
             我が家の裏の梅の蕾はまだ固そうだ。
             オオイヌノフグリ(ヴェロニカという素敵な名前も持っているのだけれど)も咲き誇り
             畑の端っこには蒲公英も咲いている。
            
             冬のカサカサという音よりも
             瑞々しさの加わった風の音のように聞こえる。
             隣のバァチャンの庭のピラカンサスの真っ赤な実は
             上の枝からメジロに食べられてしまっている。

             しばらく前から バァチャンの畑にフキノトウを発見していた。
             我慢の限界を感じていたけど 今日バァチャンが少しくれたので
             太っ腹が「コレでは足りぬ」と採りに行った。
             天麩羅にして食べた。

             強烈な春の香りが鼻腔を通り抜け
             春の到来を胃の腑で祝った。
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