Y版山姥日記

旧山姥日記

三軒茶屋へ

思えば 27年ぶりに世田谷線に乗りました。
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                    「三茶 de 大道芸」というイベントに座敷童女2号が出品したので
                    太っ腹と私は見に行ったのです。
                                  https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/e/eikoobasan/20190820/20190820210609.jpg



世田谷線に乗り、車窓から見える景色に
思わず涙ぐんでしまいそうでした。
なんて懐かしい風景だろう・・・


                   見える景色自体が懐かしいのではありません。
                   私たちがまだ小さかった頃に
                   お洒落な建物と思っていたような医院があったり
                   細い細い路地があったり

                   ガキ大将を先頭に
                   並んで遊んだ私がヒョイッと顔を出すんじゃないかと思えて・・・



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         三軒茶屋キャロットタワーというビルの26階からの眺めです。
         すぐ下に太子堂小学校が見えました。
         私の通っていた小学校も中学校もどこかに見えるはずです。




  東京を離れてから30年が経っています。
  この三軒茶屋だって 育ったところの近くの下北沢だって
  とても小さな商店街だったように記憶しています。
  でも、
  今はとても大きな町になり
  お洒落なお店も軒を連ねていました。
  浦島太郎の気持ちがよく分かります。


  高校生の頃
  世田谷線に乗って通ってくる先輩がいました。
  いつもの電車に乗り遅れると
  大きく手を振って「待って~~」と叫んで止まってもらったそうです。
  今ではそんな事ないでしょうけど     
                   (私も今年JRの車掌さんに待っててもらったっけ)
  路面電車では不可能ではないかもしれません。

  懐かしい思い出に耽っていた電車の中で
  太っ腹と私がつかまったつり革の下に座っていた3歳くらいの男の子が
  雪駄を履いていたのが とても印象的でした。