Y版山姥日記

旧山姥日記

コマツヨイグサ・ムカゴなど


                          竹下夢路の「宵待ち草」の歌をささやくように歌っていた母。
                          ヨイマチグサという花はないのだそうです。
                          母はそれを知っていたかどうか 今となっては分かりません。
                          我が家の駐車場でこの花がたくさん咲いています。
                          鳥の置き土産かしら。
                          太っ腹の除草剤作戦にもめげず長い事咲き続けます。





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                          山姥家は山に張り付いた段々畑の二枚分で
                          上の部分が家屋と工房・草茫々の庭で、下が駐車場になっています。
                          上と下の間は富士山の溶岩石で石積みがしてあって
                          その溶岩石(一番大きいものが7tだそうです)の上に生えています。
                          晴れた日が続くと可哀想なほどですが、雨が降ると輝いています。




山茶花の実
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                          たくさん生っています。
                          椿のように油が取れるんでしょうか。
                          ちょっとカワイイと思ったりしています。




ムカゴ
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                          ヤマノイモのムカゴではありません。
                          オニドコロのムカゴです。
                          太っ腹に「ムカゴがあった」と申しますと「食べよう♪」と言います。
                          オニドコロのムカゴは食べられるのだそうですが
                          その苦さはかなりのものらしいと・・・
                          太っ腹は
                          「食べてみれば。 ワシは喰わんが!」
                          この春、コゴミだといって妻と娘にオニシダを食べさせた奴です。
                          コイツと35年も一緒にいるかと思うとわれながら情けない。

                                https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/e/eikoobasan/20190820/20190820205918.jpg
                                        このムカゴ、2階の物干し場にあります。




ホトトギス
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                           このホトトギス
                           H美チャンの庭に咲いていたものを手折ってきました。
                           私のは今年は行方不明です。
                           どこに行っちゃったんだろう・・・
                           




チャの花
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                           山姥村では茶の木が地境になっています。
                           この茶の花は 隣のバアチャンの畑との境のこっち側にあります。
                           バアチャンの畑に足を突っ込んで撮りました。
                           バアチャンの畑に何が植えてあるかの確認もかねて。
                           美味しそうな菜っ葉が・・・




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        山姥村も秋が深まってまいりました。
        
        28年前にこの山姥村に移り住んだとき
        夕暮れ時にぐずる
        まだ赤ちゃんだった座敷童女1号を背負い、
        散歩をしておりました。

        その時の
        何でこんなところへ来ちゃったんだろうという思いと
        日本昔話の中のような風景に感動した思いと
        いろいろな気持ちが綯い交ぜになったことを思い出します。

        そういえば
        あの年は10月になっても大きな台風が来ていて
        引越しのトラックは、通行止めの標識をどかしながら
        土砂崩れのあった道の土嚢の上を走って来たのでした。

        引っ越してきてすぐに
        電気も水もない生活を強いられたのです。
        大変な事になったと思いましたが
        台風の影響だった事がすぐに分かって
        翌日からは文化的な生活・・・
        

        山姥村は
        もう少し経つと冬支度が始まります。