ニリンソウが咲いている

　　　先程 午後２時頃、雨が降り出しました。
　　　小次郎を裏山に連れ出し、用足しに・・・

　　　先日から連日 竹林整備に来ている人に
　　　「なぁんだ！ お前、繋がれちゃってんのか」
　　　と、小次郎は話しかけられ
　　　助けを求めるように、その人にすがりつきます。

　　　ふと足元に目を落とすと
　　　
　　　嗚呼　　
　　　ニリンソウ

　　　今はほぼ寝たきりで、
　　　兄と兄嫁に大切にされている父の大のお気に入りの花です。

　　　　　　　

　　　母も大好きでした。
　　　伊豆にあった隠居宅に持って帰って咲かせていました。

　　　　　　　

　　　そうしていても、父も母も毎年春になると来ていました。
　　　「ニリンソウは咲いたかな」
　　　孫と友達だった母は、お散歩にどこまでも歩いていました。
　　　父はその間に、山に入って探検していました。

　　　　　　　

　　　作業していたオジサンは、庭に持って行くよう勧めてくれましたが
　　　ここにあれば、毎年、安全に咲くことが出来るはずだと丁重にお断りしました。
　　　来年も、人目に触れずにいられるような場所ですから。

　　　小さな蕾もまだ恥ずかしいのか、隠れていました。

　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　せっかくだから、いろいろ撮ってみました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヒメオドリコソウ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホトケノザ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ツルニチニチソウ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒメウツギの蕾

　　　　　　　　どの花も、春の雨にぬれて 生き生きとしていました。