Y版山姥日記

旧山姥日記

祭りの後は少し寂しい・・・

   さぁ、いよいよです。
   これから盛り上がるわけではありますが・・・   

                  太っ腹

太っ腹爺はポップコーン係り
                          男衆には「いらない!」と言われたけれど
                          女衆にせがまれて、爺は有頂天であります。
                          昨年の売り上げは200円
                          今年は300円・・・
                          「儲かったな」とは太っ腹の弁



https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e2/51/majomajo1953/folder/1005461/img_1005461_21760254_17?2006-10-19 15:15:35

カラオケは世界の合言葉
    この村でも、カラオケさえあれば何もいらないのです。
    爺婆もお子ちゃまも、次から次へと歌います。

               山姥家は毎年「山姥合唱団」で舞台へと上がります。
               写真を撮ってたら、報道班になってしまって
               気付いたら、自分ちの写真がありませんでした。
               まぁいいか・・・



    この村も、過疎化の大波に晒されて
    子供がいません。
    何年か前までは、この夜のお祭りの前に
    子供が村中をお神輿担いで、練り歩き
    境内でお相撲大会までやったのですが
    今は、もうありません・・・今年に入って、土俵も壊してしまいました。


  https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e2/51/majomajo1953/folder/1005461/img_1005461_21760254_18?2006-10-19 15:15:35


こうして、今年のお祭りも終わりました。
          また来年、今年と同じようにヘベレケのオヤジたちの大騒ぎの準備が始まるまで
          氏神さんの境内は静かな時を過ごすのです。

  氏神さんの本来のお祭りは、昼間のうちに執り行われています。
  二礼二拍手一礼のあと、氏子代表が祈りを捧げました。
  境内で行われるお祭りは、青年団主催の子供たちのお祭りだったのです。

  古来から伝わる伝承もなく
  伝統的なことは何もないのです。
  けれど、ここの村の人たちは
  このお祭りに心を込めて参加します。

  大学を卒業して帰ってきた娘の言葉に驚きました。
  「ああ、面白かった!!」

  彼女にとって、この小さな村の小さなお祭りがふるさとなのです。
  太っ腹爺と私は移住してきて、其々が故郷を思うように、
  座敷童子たち、3人の私たちの子供は
  ここで生まれ、ここで育ったのだという事。

  ふるさと
  懐かしい故郷。
  私は、東の富士山の向うにある故郷を思いました。