Y版山姥日記

旧山姥日記

2019年1月の読書記録

読んだ本の数:1
読んだページ数:224


カムパネルラ版 銀河鉄道の夜カムパネルラ版 銀河鉄道の夜感想
ラジオドラマのように物語が進んでいく。そうじゃないな・・・。インタビューという形を取ってはいるけれど、あんまり効果はないようにも感じる。読みにくいんだなぁ、こういうの。とはいえ、通信障害で中原中也宮沢賢治を解析していくところは実に面白い。宮沢賢治中原中也も「ほっといてよ」と言いそうだ。長野まゆみ宮沢賢治を意識し続けていることはよくわかる。「少年アリス」からずっと読んではいるし、ジョバンニとカムパネルラがいつも影を落としていることもわかってはいる。最後の中也さんん、そうよねぇ・・・。
読了日:01月31日 著者:長野まゆみ





たった一冊


昨年暮れから1月末まで
生家の墓をどうするかという問題を
姪と甥の言い分をすべて是としてきた

墓終いをすることも是とした

ワタシは生家から離れてしまっているので
ワタシの意見は無用だろうと思ったからだ

ただ

心の奥では悲しかった


で、

たった一冊



しかも、カムパネルラだ



何なんだ、この選択は
と、自分でも訝しい


永代供養が終わった夜

父方の叔母に電話をかけ
悲しいよぉとぼやいたら

お義姉さんも兄さんも、喜んでいるよ
と、慰めてくれた



で、

今年最初の読書がカムパネルラとは・・・