Y版山姥日記

旧山姥日記

5月の富士山・豆蔵

5月16日午後6時31分頃
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5月17日午後3時47分頃
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月曜から4日間、毎日出掛けることがあって

木曜の夕食後

何故か歳時記のカバーを作るべく

ミシンをかけていた



極小マルチーズの豆ちゃんはいつものように眠っていて



前日の夕方の散歩もその日の朝の散歩も
元気いっぱいお尻を振り振り山の道を歩いていた

その日の夕方(16日)の散歩は


コジくん(柴犬)とワタシを見送りながら

桜の木の下で待っていた


豆ちゃんと呼んでもついては来ず

ずっとワタシとコジくんを見ていた




夕ご飯を豆ちゃんは食べず

いつもだと

夕飯を持っていくと舌をぺろぺろして待っているんだけど

その日は

少しワタシを見てまた眠ってしまった


歳時記のカバーができて


暫くすると




たぶん9時ごろ


異様な鳴き声を上げ



ぐったりしてしまった




豆ちゃんと呼び掛けると少し目を開き


抱き上げると・・・







そうして

日付が変わって5分ぐらいして


お歳暮にもらってきたトーチャンに抱かれたまま




お星さまになっちゃった






生来不憫な仔で


5年生きればいいと言われていた




ティーカッププードルくらいの大きさしかなくて



それでも


野山を駆け回り



柴犬の小次郎も

お隣のコーギーのかなちゃんをも


従えて歩いていた





よく頑張ったと誰もが言う


天寿を全うしたと長生きだったとみんな言う



豆蔵は


我が家の代々の仔が眠っている木の下で

そう、にゃんこのモモちゃんの隣で眠った




11歳だった




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