Y版山姥日記

旧山姥日記

6月の読書記録

6月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:917

東京日記 卵一個ぶんのお祝い。東京日記 卵一個ぶんのお祝い。感想
川上弘美症候群に夫婦ともども罹患している。「僕の死体をよろしく」を読んですぐ、夫に又貸しした。家庭内又貸しなので富士宮図書館の方々は許してくれるだろうと思っている。しかし、ここにきて夫とワタシの川上弘美症候群の症状に違いが出てきた。夫は元の恋人に再会したような勢いで借り続けているが(こう書いていて嫉妬心にまた火が付くのを恐れるが)私は次に読むのは恩田陸だ。そうそう、エッセイとかその人日記とか好きじゃないのにまた読んじゃったけど、あとがきに本当の部分のほうが多いと書いてあったけど、そおぉあ・・とも思うが。
読了日:06月26日 著者:川上 弘美



無貌の神無貌の神感想
物足りないかなぁ。表題作が好きかなぁ。最後のお話はどこかで知っているような気もする。長編のほうがいいなぁ、この作家は。などと、思っている夏至の夜。
読了日:06月21日 著者:恒川 光太郎



蛇を踏む蛇を踏む感想
やっぱりシュールでよく解らなくて、でも好き。夫とも嬉しくなっちゃう作家だと話している。麻薬のように、読まずにはいられなくなる作家なのかもしれない。何か月か読まずにいると、突然どうしようもなく読みたくて仕方がなくなるのではないかと、心配になる。夢の中の話だろうか。いや、夢なんかではなく、この作家の頭の中を覗かせてもらっているゾクゾク感がたまらない。けど、今はもう少し違う類いのご本を読もう。
読了日:06月12日 著者:川上 弘美



凍りついた香り凍りついた香り感想
どうして今、この本を読んだのか自分でもわからない。只今EIKOさん嗅覚障害中で、匂いはほとんどわからない。ほとんどというのは少しはわかるということで、毎日ではないけど何かの香りを感じることがごく偶にある。朝の珈琲の香だったり、夜の忍冬の匂いだったり。で、この本だけど。孔雀が出てくる。孔雀の心臓をミルラにつけるという。ミルラを調べた。没薬のことでミイラを作るときに使うらしい。今朝、ミルトスという植物も調べた。こちらはマートル(銀梅花)で、結婚式にも使うらしい。どうして今この本なんだという思いは消えない。
読了日:06月07日 著者:小川 洋子




いろいろあって、本も読めない状態が今も続いておりますが

元気です。

今夜「富岳一景」更新予定・・・