Y版山姥日記

旧山姥日記

1月2日3日の富士山・静寂

1月2日午後4時19分頃
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1月3日午前8時21分頃
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昨年の晦日30日の事

息子夫婦が帰ってきて
息子は神棚を見てその不手際を指摘した。

二階がある家は仮想の天空を作らねばならない
と。


では、天と書こうかとワタシが言うと

「天」は僕がいるから「雲」にしてと言う。


で、

雲と書いた。


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我が家は無宗教
夫の父はその無宗教を生涯貫いた。


ワタシの生まれた家は仏教徒
母の信仰は篤かった。


夫もワタシも宗教心は薄いが
信仰心は篤い。


仕事柄、人知の及ばないものがあることは
重々承知。




娘が二荒山神社で結婚式を挙げ
その時、二荒山から頂いた神棚が我が家にやってきたのは
昨年の三月。



以降、毎日お水はあげていたが


ある日、
近所のマナミちゃんとクニヨちゃんに叱られた。


二人ともワタシよりずっと年下だけど
農家の嫁女になり、しきたりを受け継いでいる。


神棚をお祭りする作法を教えてもらった。


あっているかどうかは分らないが
一応、これでいいらしい。


息子からも是と言われた。

息子は会社の神棚の係ということで、親よりずっと詳しい。





そういえば

舅もいつの頃からか神棚を祭っていたっけ。



舅も夫も
宗教と信仰は全く異質なものだという。



と言うわけで

我が家に神棚は祭られたのである。






そうして
息子夫婦が帰京し、静かな一晩を経て

娘一家が帰ってきた。



孫の蒼ちゃんの足音笑い声おしゃべりも

なんだかとっても長いこと聞いてなかったように思える。





夫婦二人だけの静寂は




露と消えたが






家は賑やかなほうがいい。