Y版山姥日記

旧山姥日記

2月23日の富士山・サウンド オブ ミュージック

2月23日
午前9時半頃
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10分くらい後
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今日は富士山の日で
静岡県の公立校はお休み。


我が家は学齢の子はいないので関係はない。
いつもどおりの2月23日。



そうだ、今日はアカデミー賞の発表だ。

と、WOWOWで見始める。





聴き入る。


そうして思い出す。


中学一年生で
渋谷の映画館に兄と観にいった。

前のほうの席だったと記憶している。


その頃、
ハリウッドの映画やフランスやイタリアの映画は
何年も経ってからニッポンで上映された。

今みたいに世界同時上映なんて考えられなかった。




サウンドトラックのLPも買った。
ビデオもなく、音楽を聴くことが唯一の
映画を思い出し心震わせることが出来ることだった。





レディ・ガガが歌い終わると

レディ・ガガと長い抱擁をした。



50年が経っているんだそうだ。
あの映画の初演から。



涙が溢れた。



歌えなくなってしまったジュリー・アンドリュースのためにか
想像もしていなかったレディ・ガガの歌の美しさの故か。






たぶん

流れ去った月日への涙だったと思う。


小さい頃
特別なときの外食の
渋谷の松村やパーラーの西村への思いや

若かった父母の姿も思い出し


ガード下の傷痍軍人

渋谷のバス停の前に建っていたバラックの食堂や




過ぎ去った日々は尊い




と、思う。




でんでら国」と言う本を読了

それもまた
涙の一片の理由かもしれない。